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決算

不二製油グループ本社

2023年3月期第3四半期 決算

2023年2月8日

(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2月8日(水)に2023年3月期第3四半期決算を発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

1. 2023年3月期 第3四半期の連結業績 (2022年4月1日~2022年12月31日)

連結経営成績(累計)

(%表示は、対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2023年 3月期
第3四半期
416,687 30.2 8,776 △26.4 8,375 △28.7 5,062 △46.0
2022年 3月期
第3四半期
319,936 17.1 11,923 △11.8 11,752 △8.7 9,368 8.8

(注) 包括利益 2023年3月期第3四半期 26,916百万(38.0%) 2022年3月期第3四半期 19,500百万円(373.2%)

2023年3月期第3四半期 連結業績ハイライト

売上高は、大豆加工素材事業は販売数量の減少により減収となったものの、その他事業では原材料価格上昇に伴う販売価格の上昇や為替の円安の影響により増収となり、連結売上高は増収となりました。営業利益は、業務用チョコレート事業での販売数量の減少、北米新工場の稼働による減価償却費や物流費、人件費の増加などにより減益となりました。

2023年3月期第3四半期 セグメント別ハイライト

植物性油脂事業
売上高は、主原料であるパーム油等の原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇に加え、北米における新工場の稼働や円安の影響により大幅な増収となりました。営業利益は、東南アジアでの堅調な販売が寄与したものの、北米新工場稼働開始に伴う減価償却費等の固定費の増加により減益となりました。

業務用チョコレート事業
売上高は、円安の影響に加え、原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇により増収となりました。営業利益は、景況感の悪化による需要減退等を受け、国内及び北米における販売数量が減少したことにより減益となりました。

乳化・発酵素材事業
売上高は、原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇に加え、円安の影響により増収となりました。営業利益は、国内での販売数量の増加があったものの、中国のゼロコロナ政策長期化による需要減退等を受けた販売数量の減少及び原材料価格上昇による採算性の低下により減益となりました。

大豆加工素材事業
売上高は、原材料価格の上昇に伴う販売価格の上昇はあったものの、国内での大豆たん白素材の販売数量の減少に加え、前連結会計年度に中国の大豆たん白食品会社を譲渡したことにより減収となりました。営業利益は、国内での大豆たん白素材の販売数量の減少等により減益となりました。

2023年3月期第3四半期累計 セグメント別業績

単位:百万円 2022年3月期
第3四半期
2023年3月期
第3四半期
増減額
売上高 319,936 416,687 +96,750
 植物性油脂事業 96,435 153,659 +57,223
 業務用チョコレート事業 137,822 167,441 +29,618
 乳化・発酵素材事業 59,488 69,807 +10,318
 大豆加工素材事業 26,189 25,779 △410
     
営業利益 11,923 8,776 △3,147
 植物性油脂事業 5,665 5,242 △422
 業務用チョコレート事業 5,241 4,090 △1,150
 乳化・発酵素材事業 1,648 936 △712
 大豆加工素材事業 2,102 1,337 △764
 連結調整・グループ管理費用 △2,735 △2,832 △96

主要KPI

  2022年3月期
第3四半期
2023年3月期
第3四半期
増減額
ROE 7.5% 3.4% △4.1
ROA 4.1% 2.4% △1.7
ROIC 3.4% 2.0% △1.4
Net D/E レシオ 0.71倍 0.90倍 +0.19
CCC 110日 120日 +9

※一部数値を遡及修正しています。

2. 2023年3月期の連結業績予想 (2022年4月1日~2023年3月31日)

(%表示は、対前期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 円 銭
通期 550,000 26.8 13,500 △10.1 12,500 △13.0 8,000 △30.5 93.06

2023年3月期 連結業績予想
通期の各利益につきましては、パーム油や大豆相場の高騰、円安の影響を受けて、コスト上昇に見合った販売価格の適正化を進めましたが、北米での油脂新工場稼働の遅れ及びカカオ加工設備の不良、日本や中国での販売数量の減少等により前回予想(2022年11月修正)を下回る見込みです。第4四半期連結会計期間においては、工場や設備の正常稼働化及び中国ゼロコロナ政策の終了等による販売数量の増加を見込んでおりますが、第3四半期連結累計期間での営業利益の減少を踏まえ、通期の業績予想を上記の通り修正いたします。