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決算

不二製油グループ本社

2020年5月12日 2020年3月期 決算概要

2020年5月12日

(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

5月 12日(火)に2020年3月期決算を発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2020年3月期 の連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)

連結経営成績

(%表示は、対前期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2020年 3月期 414,727 23,598 22,359 16,375
2019年 3月期 300,844 △2.2 18,525 △9.5 18,176 △9.0 11,582 △15.7

(注)包括利益 2020年3月期 4,400百万(-%) 2019年3月期 3,226百万円(△76.7%)

当連結会計年度は、在外連結子会社19社の決算期の変更により、当該連結子会社が2019年1月1日から2020年3月31日までの15ヵ月決算となっております。このため、対前期増減率については、記載しておりません。

2020年3月期 連結業績ハイライト

売上高は、原材料安による売価の低下があったものの、Blommer社の新規連結が寄与した。営業利益は、Blommer社の先物評価益の振り戻しの影響があった一方、前期に計上した買収費用等からの反動、植物性油脂事業の伸長などが寄与した。尚、決算期変更に伴う影響額は、売上高28,660百万円、営業利益2,404百万円。

セグメント別ハイライト

植物性油脂事業

売上高は、採算を重視した販売に加え、原料安による売価の低下の影響がありました。利益は、日本や米州でのチョコレート用油脂の拡販や欧州での採算性改善が寄与しました。

業務用チョコレート事業

売上高は、Blommer社の子会社化により大幅に増加しました。利益は、日本は伸長したものの、ブラジルでの調達通貨安の影響による原料などの採算悪化や、Blommer社での先物評価益の振り戻しが発生し、決算期変更を除くと減益となりました。

乳化・発酵素材事業

売上高は、国内市場におけるマーガリンや調製品の販売が減少しました。利益は、日本では、クリーム製品の販売の伸長及び採算改善等が寄与しました。

大豆加工素材事業

売上高は、減収要因として海外市場で前年度中国子会社売却の影響がありました。利益は、中国子会社の利益の剥落があったものの、日本での大豆たん白素材及び大豆たん白食品の堅調な販売がありました。

2020年3月期 セグメント別業績

単位:百万円 2019年3月期 2020年3月期 増減額 増減率 決算期変更に
伴う影響額
売上高 300,844 414,727 28,660
 植物性油脂事業 106,140 114,104 16,443
 業務用チョコレート事業 72,100 180,068 7,351
 乳化・発酵素材事業 86,492 85,192 4,416
 大豆加工素材事業 36,110 35,360 449
         
営業利益 18,525 23,598 2,404
 植物性油脂事業 7,825 11,203 1,585
 業務用チョコレート事業 7,756 8,324 729
 乳化・発酵素材事業 3,320 4,054 △2
 大豆加工素材事業 3,289 4,016 92
 連結調整・グループ管理費用 △3,665 △4,000

主要KPI

  2019年3月期 2020年3月期 増減額 増減率
ROE 7.3% 10.5%
ROA 5.5% 6.0%
ROIC 4.0% 5.1%
Net D/E レシオ 0.89倍 0.82倍
CCC 151日 113日

2021年3月期の連結業績予想(2020年4月1日~2021年3月31日)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 円 銭
通期 370,000 19,300 17,800 11,500 133.79

当連結会計年度は、在外連結子会社19社の決算期の変更により、当該連結子会社が2019年1月1日から2020年3月31日までの15ヵ月決算となっております。このため、対前期増減率については、記載しておりません。

2021年3月期 連結業績予想

2021年3月期の連結業績予想は、第1四半期連結会計期間は新型コロナウィルスの感染拡大による影響が最も大きく、第2四半期連結会計期間は徐々に世界経済が回復に向かうシナリオに基づき、通期の業績予想値は、売上高3,700億円、営業利益193億円、経常利益178億円、親会社株主に帰属する当期純利益115億円を見込んでおります。
なお、当期は在外連結子会社19社の決算期が15か月間となる変則決算であり、次期予想における通期の対前期増減率は比較対象が異なるため記載を省略しております。変則決算となった在外子会社19社の決算期を、2019年4月1日~2020年3月31日の12か月間として調整した金額を次期業績予想と比較した増減率は、売上高3.6%減、営業利益10.1%減、経常利益12.2%減、親会社株主に帰属する当期純利益21.7%減です。