ニュースリリース
CDPにより「気候変動 A-(マイナス)」評価を受けました
2020年1月29日
当社グループは、「不二製油グループ憲法」に基づき、事業を通した社会課題解決によって、持続的な当社グループの成長と持続可能な社会の実現の両方を追求する「ESG経営」を推進しています。2019年4月には、不二製油グループ本社に取締役を兼任する最高ESG経営責任者(C”ESG”O)を設置し、ESG経営を強化しています。
気候変動リスクと機会については、グループ全体の経営戦略策定機能を担う不二製油グループ本社が、全社リスクマネジメントシステムにて管理しています。2019年5月にはTCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)への賛同を表明しており、今後TCFDコンソーシアムへの参加等によるステークホルダーとの対話を通して、経営への影響度を見える化していきます。
また、地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定の目標達成に貢献すべく、「環境ビジョン2030」※2を2018年度に策定しました。このビジョンでは、SBT(Science Based Target)の考え方に沿ったCO2削減目標を設定し、全グループ会社が一丸となって、削減活動に取り組んでいます。今後は、SBT認定の取得を計画しております。
これらの気候変動への取り組みが、今回の「気候変動 A-(マイナス)」評価につながったものと考えています。今後も、ステークホルダーとの対話・連携のもと、事業活動を通じて気候変動を含む社会課題の解決に真摯に取り組んでまいります。
※CDP
www.cdp.net
CDPは、企業や自治体から収集した環境に関する情報開示システムを運営しています。また、収集したデータを分析し、上位から下位に向けてAからDのスコアで評価しています。2019年は、世界の時価総額の50%以上を占める8,400社以上の企業がCDPを通じて環境データを開示しています。
以上
本件に関するお問い合せ先
- 不二製油グループ本社株式会社
ESG経営グループ