ニュースリリース
「フードバレー財団」に加盟
―研究開発分野におけるオープン・イノベーションを推進―
2018年10月10日
不二製油グループは今般、オランダのフードバレー財団*にメンバーとして加盟しました。農業・食品分野の「知」の集積地であるワーヘニンゲンに位置するフードバレーの一員として、研究開発分野でのグローバル・ネットワークを拡大、オープン・イノベーションを推進します。「Plant-based Food Solutions」を提供することにより多様化を求める消費者のニーズに応えていきます。具体的には、本年10月に設立されたフジ ヨーロッパ アフリカ B.V. を通じ、当地の大学・研究機関が推進するヨーロッパ最先端の研究開発コンソーシアム・プロジェクトに参画し、技術経営のグローバル展開の一環として共創を進め、中期経営計画「Towards the Further Leap 2020 」で目指す「おいしさと健康で顧客と社会に貢献」してまいります。
*フードバレー財団はオランダの食関連企業と「知」が集積したエリアの総称「フードバレー」におけるシーズとニーズのマッチングを促進する機能を担う機関として2004年に設立された。本拠地はワーヘニンゲン大学。産官学が協働して設立した研究機関、大学、企業及び企業同士のネットワークを構築するプラットフォームを提供し、オープン・イノベーションを通じオランダのみならずEU全般の農業・食品分野の「知」の集積を働きかける使命を持つ。世界の食品関連企業約150社が財団会員となっており、日本の食品企業も10数社加盟している。ワーヘニンゲンには、世界各国から1,500を超える食品、化学関連企業が集積した一大食品研究開発拠点である「フードバレー」が形成されている。