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決算

不二製油グループ本社

2017年3月期 第1四半期 決算

2016年8月5日

(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2017年3月期 第1四半期 決算を8月5日(金)午後、東京証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2017年3月期 第1四半期の連結業績(2016年4月1日~2016年6月30日)

連結経営成績(累計)

(%表示は、対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2017年 3月期
第1四半期
71,759 8.4 4,860 92.9 4,834 98.6 3,314 154.5
2016年 3月期
第1四半期
66,191 3.7 2,519 △27.6 2,434 △31.2 1,302 △55.0

(注) 包括利益 2017年3月期第1四半期  1,205百万円( 59.5%)  2016年3月期第1四半期 756百万円( △68.1%)

2017年3月期第1四半期の概況

 当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得情勢は堅調であったものの消費の伸び悩みなどにより景気は足踏み状態が長期化しております。海外経済は、米国景気の減速の流れが一服したものの、英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響による欧州景気の下振れリスクの増大や、中国や新興国を中心とした経済成長の鈍化など世界的な景気は依然力強さを欠く状態であり、先行き不透明な状況が続いております。
 当社グループを取り巻く事業環境においては、急激な為替相場の変動や個人消費の伸び悩みなどにより、依然として厳しい事業環境が続きました。
 この様な状況の中、当社グループはローリング中期経営計画「ルネサンス不二2018」(2016年4月~2019年3月)での基本方針である「サステナブル経営」「グローバル経営」「技術経営」に則り、成長戦略、収益構造改革、サプライチェーンの構築により事業体質の強化を図り、顧客ニーズに即した製品開発、高機能素材の供給に取り組んでまいりました。
 以上の結果、当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は717億59百万円(前年同期比8.4%増)、営業利益は48億60百万円(前年同期比92.9%増)、経常利益は48億34百万円(前年同期比98.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は33億14百万円(前年同期比154.5%増)となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

油脂部門

 国内では、フライ油・製菓用油脂などのパーム油・チョコレート用油脂の販売数量が増加したこと等により増収・増益となりました。
 海外では、主に米州でパーム油の販売が伸長したことにより、増収・増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は264億61百万円(前年同期比3.5%増)、セグメント利益(営業利益)は16億11百万円(前年同期比72.8%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

 国内では、冷菓用チョコレートの販売が伸長したことや、クリームの販売伸長が寄与し、国内全体で増収・増益となりました。
 海外では、東南アジアでのマーガリン・ショートニングの販売が減少しましたが、前年度に連結子会社化したチョコレート製造販売会社であるブラジルのハラルド社の売上高純増があり、増収・増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は355億66百万円(前年同期比16.9%増)、セグメント利益(営業利益)は25億32百万円(前年同期比84.2%増)となりました。

大豆たん白部門

 大豆たん白素材は、健康食品市場向けの販売は堅調に推移しましたが、食肉・惣菜・加工食品市場向けの販売が減少しました。大豆たん白食品は、即席あげの販売が増加しました。大豆たん白機能剤は、飲料用途向けの販売が伸長しました。豆乳は、連結子会社トーラク(株)における小売向け豆乳販売事業の営業譲渡により、売上が減少しました。これらの要因により当部門全体は減収となりましたが、利益面では、事業再構築やコスト削減による採算改善により増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は97億31百万円(前年同期比4.5%減)、セグメント利益(営業利益)は7億15百万円(前年同期比238.5%増)となりました。

2017年3月期の連結業績予想(2016年4月1日~2017年3月31日)

(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 円 銭
第2四半期
(累計)
147,000 9.6 6,700 4.1 6,000 1.2 3,700 2.2 43.04
通期 310,000 7.8 17,500 3.9 16,000 13.3 10,000 8.4 116.33
  • 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    本資料に記載されている業績見通し等の将来に対する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。

以上