ニュースリリース
2017年3月期 第2四半期 決算
2016年11月8日
(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2017年3月期 第2四半期 決算を11月8日(火)午後、東京証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。
2017年3月期 第2四半期の連結業績(2016年4月1日~2016年9月30日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主に帰属する 四半期純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | |
2017年 3月期 第2四半期 | 141,361 | 5.4 | 9,196 | 42.9 | 9,063 | 52.9 | 6,153 | 69.9 |
2016年 3月期 第2四半期 | 134,098 | 4.7 | 6,436 | 0.2 | 5,926 | △7.5 | 3,622 | △22.7 |
(注) 包括利益 2017年3月期第2四半期 △165百万円( △106.6%) 2016年3月期第2四半期 2,489百万円( △48.1%)
2017年3月期第2四半期の概況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得情勢は堅調に推移し個人消費は底打ちしつつ、景気は踊り場となっております。海外経済は、米国経済は緩やかに拡大しているものの、ユーロ圏は英国の欧州連合(EU)離脱決定の影響による欧州景気の下振れリスクの増大や、中国や新興国を中心とした経済成長の鈍化など世界的な景気は依然力強さを欠く状態であり、先行き不透明な状況が続いております。
この様な状況の中、当社グループはローリング中期経営計画「ルネサンス不二2018」(2016年4月~2019年3月)での基本方針である「サステナブル経営」「グローバル経営」「技術経営」に則り、成長戦略、収益構造改革、サプライチェーンの構築により事業体質の強化を図り、顧客ニーズに即した製品開発、高機能素材の供給に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は1,413億61百万円(前年同期比5.4%増)、営業利益は91億96百万円(前年同期比42.9%増)、経常利益は90億63百万円(前年同期比52.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は61億53百万円(前年同期比69.9%増)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
油脂部門
国内では、フライ油・製菓用油脂などのパーム油・チョコレート用油脂の販売数量が増加したこと等により増収・増益となりました。
海外では、主に米州でパーム油の販売が伸長したことにより増収・増益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は526億6百万円(前年同期比1.2%増)、セグメント利益(営業利益)は34億85百万円(前年同期比53.6%増)となりました。
製菓・製パン素材部門
国内では、業務用チョコレート・冷菓用チョコレートの販売が伸長したことにより増収・増益となりました。
海外では、東南アジアでのマーガリン・ショートニングの販売が減少しましたが、前年度に連結子会社化したチョコレート製造販売会社であるブラジルのハラルド社の売上高純増があり、増収・増益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は696億25百万円(前年同期比12.8%増)、セグメント利益(営業利益)は43億66百万円(前年同期比22.9%増)となりました。
大豆たん白部門
大豆たん白素材は、健康食品市場向けの販売は堅調に推移しましたが、食肉・惣菜・加工食品市場向けの販売が減少しました。大豆たん白食品は、即席あげの販売が増加しました。大豆たん白機能剤は、飲料用途向けの販売が伸長しました。豆乳は、連結子会社トーラク(株)における小売向け豆乳販売事業の営業譲渡により、売上が減少しました。
これらの要因により当部門全体は減収となりましたが、利益面では、事業再構築やコスト削減による採算改善により増益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は191億28百万円(前年同期比6.2%減)、セグメント利益(営業利益)は13億44百万円(前年同期比118.4%増)となりました。
2017年3月期の連結業績予想(2016年4月1日~2017年3月31日)
最近の業績動向を踏まえ、2016年5月11日発表の業績予想を下記の通り修正いたします。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 親会社株主 に帰属する 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 | |
---|---|---|---|---|---|
百万円(%) | 百万円(%) | 百万円(%) | 百万円(%) | 円 銭 | |
前回発表予想(A) | 310,000 | 17,500 | 16,000 | 10,000 | 116.33 |
今回発表予想(B) | 292,000 | 19,600 | 18,200 | 12,000 | 139.60 |
増減額(B-A) | △18,000 | 2,100 | 2,200 | 2,000 | - |
増減率(%) | △5.8 | 12.0 | 13.8 | 20.0 | - |
(ご参考)前期実績 (2016年3月期) | 287,537 | 16,840 | 14,121 | 9,227 | 107.35 |
- 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明
平成28年11月8日発表の通期の業績予想は修正しておりません。今後の事業環境の変化を見極めた上で、見直しの必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。 - 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に対する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想値とは異なる可能性があります。
以上