ニュースリリース
2016年3月期 第1四半期 決算
2015年8月7日
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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2016年3月期第1四半期決算を8月7日(金)午後、東京証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。
2016年3月期第1四半期の連結業績(2015年4月1日~2015年6月30日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | |
2016年 3月期 第1四半期 | 66,191 | 3.7 | 2,519 | △27.6 | 2,434 | △31.2 | 1,302 | △55.0 |
2015年 3月期 第1四半期 | 63,802 | 8.4 | 3,480 | △1.2 | 3,540 | △0.1 | 2,893 | 37.2 |
(注) 包括利益 2016年3月期第1四半期 756百万円 (△68.1%) 2015年3月期第1四半期 2,371百万円 ( △55.5%)
2016年3月期第1四半期の概況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行による金融・財政政策の効果を背景にして穏やかな回復基調が続いております。一方、海外では、欧州金融不安、中国や新興国経済の成長鈍化など、先行き不透明な状況が続きました。
当社グループを取り巻く国内食品業界では、円安による原材料価格の上昇が継続し、依然として厳しい事業環境が続きました。
この様な状況の中、当社グループはローリング中期経営計画「ルネサンス不二2017」(2015年4月~2018年3月)を策定し、「グローバル経営の推進・加速」「技術経営の推進・加速」「サステナブル経営の推進・加速」を基本方針として、成長戦略、収益構造改革、サプライチェーンの構築により事業体質の強化を図り、顧客ニーズに即した製品開発、高機能素材の供給に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は661億91百万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は25億19百万円(前年同期比27.6%減)、経常利益は24億34百万円(前年同期比31.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は13億2百万円(前年同期比55.0%減)となりました。
セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
油脂部門
国内では、業務用向け斗缶調合油・フライ油・製菓用油脂などのヤシ油・パーム油・チョコレート用油脂の販売数量は堅調に推移しましたが、販売価格の低下等により、減収・減益となりました。
海外では、原料相場下落に伴い販売価格の低下となりましたが、米州などで販売が伸長したことや、円安による円換算額の増加も寄与し、増収となりました。
利益面では欧州での減益等により、海外全体では減益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は255億74百万円(前年同期比2.9%増)、セグメント利益(営業利益)は9億32百万円(前年同期比21.2%減)となりました。
製菓・製パン素材部門
国内では、チョコレートは、スイートチョコ・アイスコーチングチョコなどの販売数量が増加して増収となりました。
クリーム・調製品は減収、マーガリン・ショートニング・フィリング類は増収となり、国内の当部門売上高は増収となりました。
採算面では、原材料価格が上昇したこともあり、減益となりました。
海外では、チョコレート・クリーム・マーガリン・フィリング類は、全般的に順調に伸長し、増収となりました。
利益面では、ブラジルの連結子会社ハラルド社の株式取得関連費用の計上を行ったこと等により、減益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は304億31百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益(営業利益)は13億75百万円(前年同期比33.8%減)となりました。
大豆たん白部門
大豆たん白素材は、水産・発酵培地用途が減少しましたが、健康食品・惣菜・加工食品用途で伸長し増収となりました。
大豆たん白機能剤は、飲料用途が伸長し増収となりました。
大豆たん白食品は、即席麺・給食・水産市場向けが減収となりました。
豆乳は、豆乳飲料など順調に推移し増収となりました。これにより当部門全体は増収となりました。
利益面では、販売の伸長による利益増加を、原材料価格上昇による影響が上回ったことにより減益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は101億86百万円(前年同期比4.3%増)、セグメント利益(営業利益)は2億11百万円(前年同期比4.1%減)となりました。
2016年3月期の連結業績予想 (2015年4月1日~2016年3月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 | |||||
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百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 円 銭 | |
第2四半期 (累計) | 139,000 | 8.5 | 6,300 | △1.9 | 6,000 | △6.3 | 3,400 | △27.4 | 39. 55 |
通期 | 300,000 | 10.3 | 16,000 | 12.6 | 15,600 | 16.4 | 10,000 | 7.2 | 116. 33 |
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
- 連結業績予想に関する定性的情報
2015年5月8日発表の通期の業績予想は修正しておりません。
今後の事業環境の変化を見極めた上で、見直しの必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。 - 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。
以上