ニュースリリース
2013年3月期 第1四半期 決算
2012年8月3日
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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2013年3月期 第1四半期 決算を8月3日(金)午後、東京および大阪証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。
記
2013年3月期第1四半期の連結業績(2012年4月1日~2012年6月30日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | |
2013年 3月期 第1四半期 | 55,977 | △5.4 | 2,963 | △24.2 | 2,887 | △24.9 | 1,880 | △29.6 |
2012年 3月期 第1四半期 | 59,169 | 10.6 | 3,911 | △13.5 | 3,842 | △15.9 | 2,671 | △10.9 |
(注) 包括利益 2013年3月期第1四半期 3,760百万円 ( 5.0%) 2012年3月期第1四半期 3,580百万円 (16.0%)
2013年3月期第1四半期累計期間の概況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、景気動向・企業収益はゆるやかな回復の兆しが見られましたが、デフレ・円高基調の長期化・貿易収支の悪化・雇用環境の低迷等厳しい経済情勢が続きました。また海外では、欧州の金融・財政不安の長期化や新興国の経済成長の鈍化がみられ、国内外で不透明な経済情勢が続きました。
当社グループを取り巻く食品業界でも、消費者の節約志向・低価格志向は依然強く、厳しい事業環境が続きました。
この様な状況の中、当社グループは新中期経営計画「Global&Quality 2013」を掲げ、「グローバル経営の推進」「技術経営の推進」「サステナブル経営の推進」を方針として、顧客ニーズに即した製品開発、高機能素材の供給、生産コストの削減に取り組んでまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は559億77百万円(前年同期比5.4%減)、営業利益は29億63百万円(前年同期比24.2%減)、経常利益は28億87百万円(前年同期比24.9%減)、四半期純利益は18億80百万円(前年同期比29.6%減)となりました。
セグメントの業績は次の通りです。
油脂部門
国内では、主要原料相場下落による販売価格低下により、部門全体の売上高は減収となりました。ヤシ油・パーム油・調合油は採算維持に努めましたが、チョコレート用油脂は、ココアバター相場下落の影響を受け採算が悪化して、減収・減益となりました。
海外では、チョコレート用油脂は、欧米での販売数量減に加えて、国内同様に採算が悪化して、減収・減益となりました。
この結果、当部門の売上高は219億61百万円(前年同期比14.8%減)、セグメント利益(営業利益)は5億56百万円(前年同期比59.9%減)となりました。
製菓・製パン素材部門
国内では、業務用チョコレートは、スイートチョコ・カラーチョコの販売が増加して、増収となりました。クリームは、オーム乳業株式会社の株式取得による連結子会社化により増収となり、マーガリン・フィリングはパン用の販売が増加して、増収となりました。粉乳調製品の販売が減少しましたが、部門全体では、増収・増益となりました。
海外では、業務用チョコレート、クリーム、マーガリンの東南アジア・中国での販売が好調に推移して増収となりましたが、日本向け調製品の減少により減益となりました。
この結果、当部門の売上高は248億62百万円(前年同期比4.0%増)、セグメント利益(営業利益)は18億91百万円(前年同期比4.2%増)となりました。
大豆たん白部門
大豆たん白素材は、食肉・水産市場向けが増加しましたが、健康食品・冷食・惣菜・発酵培地用途が減少して、減収となりました。
大豆たん白機能剤は、発酵培地用途が増加しましたが、輸出が減少して、減収となりました。
大豆たん白食品は、弁当給食市場向けが増加しましたが、即席麺用途が減少して、減収となりました。
この結果、当部門の売上高は91億52百万円(前年同期比3.7%減)、セグメント利益(営業利益)は5億15百万円(前年同期比27.5%減)となりました。
2013年3月期の連結業績予想(2012年4月1日~2013年3月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | 1株当たり 当期純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 円 銭 | |
第2四半期 (累計) | 116,400 | △0.1 | 6,200 | 3.1 | 6,000 | 1.7 | 3,800 | △4.0 | 44. 21 |
通期 | 248,500 | 5.0 | 15,500 | 19.4 | 15,000 | 15.2 | 9,300 | 12.2 | 108. 19 |
(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無
- 連結業績予想に関する定性的情報
2012年5月8日発表の第2四半期累計期間及び通期の業績予想は修正しておりません。今後の事業環境の変化を見極めた上で、見直しの必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。 - 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。
以上