ニュースリリース
フジオイル(シンガポール)社 コ・ジェネレーションシステム導入
2011年8月3日
不二製油株式会社 |
不二製油株式会社のグループ会社であるフジオイル(シンガポール)社〔社長 久野陽一〕はコ・ジェネレーションシステム(ガスタービン発電設備)を導入し、2011年7月から稼動を開始いたしました。 今回導入しましたコ・ジェネレーションシステムは天然ガスを燃料とし、ガスタービン発電装置と排熱回収ボイラで構成され、高いエネルギー効率が得られるもので、エネルギー使用量と温室効果ガス排出量の削減が可能となります。発生する電力と蒸気の全量を工場内の生産設備で使用します。 設備はGreen Power Asia Pte. Ltd. (シンガポール)がフジオイル(シンガポール)社内に設置、全量をフジオイル(シンガポール)社が購入する契約を締結しました。この契約により初期設備投資の負担を軽減した上で、エネルギー使用量と温室効果ガス排出量の削減を図る事が可能となりました。 コ・ジェネレーションシステムの導入により、年間約17,700トンのCO 2排出量の削減を見込んでおります。これはフジオイル(シンガポール)社の2010年実績の27%に相当します。 当社は環境に関する活動を経営の最重要課題の一つと位置付け、中期経営計画「Global & Quality 2013 - For Sustainable Growth -」(対象期間:2011~2013年度)において、持続可能な社会に貢献するため、「サステナブル経営の推進」を掲げ、「不二製油グループ環境ビジョン」を制定し、積極的に取り組んでいます。「不二製油グループ環境ビジョン」では海外グループ会社において2020年にはCO 2排出量20%削減(2006年対比)という目標を掲げ取り組みをすすめており、今回のコ・ジェネレーションシステム導入もその一環です。 今後も不二製油グループでは環境ビジョンの目標達成に向け、省エネルギー設備の導入、重油から天然ガスへの燃料転換など、地球温暖化の防止に向け積極的な取り組みをしてまいります。 |
以上
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