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ニュースリリース

2009年5月8日2009年3月期 決算発表

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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

[2009年3月期 決算発表]

2009年3月期決算を5月8日(金)午後、東京および大阪証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2009年3月期の概況

 当連結会計年度におけるわが国経済は、前半が原油などの原材料全般にわたる価格高騰によるコスト増、後半は世界的な経済環境悪化の影響による輸出産業を中心とした企業収益の急激な悪化に見舞われました。
 当社グループを取り巻く食品業界におきましては、産地偽装問題などによる食の信頼性への関心が依然強い一方、景気悪化にともない消費者の低価格志向が一層高まるなど、企業のコスト対応力も求められました。
 このような状況の中、当社グループは、新中期経営計画「革進・実行 2010」をスタートし、カンパニー制導入による事業ごとの採算管理の強化やスピーディーな意思決定などを着実に実行してまいりました。「安全・品質・環境」を最優先することを経営の前提とするとともに、スピードとイノベーションをキーワードに中期経営計画を推し進めてまいりました。
 これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上高は2,393億69百万円(前期比11.8%増)、営業利益は115億28百万円(前期比50.6%増)、経常利益は103億6百万円(前期比48.7%増)、当期純利益は74億85百万円(前期は純損失8億41百万円)となりました。

2009年3月期の連結業績(2008年4月1日~2009年3月31日)

[連結経営成績]

  売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
2009年 3月期 239,369 11,528 10,306 7,485
2009年 3月期 214,079 7,655 6,931 △841
伸 長 率 11.8% 50.6% 48.7% -

[当期の部門別概況]

油脂部門

 国内では、フライ用油脂は苦戦しましたが、一般加工用油脂などで南方系油脂が伸びたことやチョコレート用油脂などのスペシャリティ製品が堅調だったことに加え、不採算製品の見直しを続けたことにより、大幅な増収増益となりました。
 海外グループ会社では、好調なチョコレート用油脂や精製部門での採算向上が寄与し、増収増益となりました。
 以上の結果、当事業の売上高は1,064億28百万円(前期比23.1%増)、営業利益は73億42百万円(前期比79.8%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

 国内では、チョコレート類が量販市場向けで減少しましたが、冷菓や製パン用チョコレートが堅調に推移し、好調な業績となりました。クリーム類、マーガリン・ショートニング類、フィリング類については、乳製品に替わる優れた機能性が市場ニーズにマッチし売上は伸びたものの、原料価格高騰による価格見直しが十分できなかったことなどにより、利益面では苦戦しました。製菓・製パン素材輸入販売は、海外子会社からの輸入帳合を外したことなどにより売上が減少しましたが、調理用加工素材などが伸び利益面では前期を上回りました。
 国内子会社のデザート類はギフト、土産類が堅調だったものの、小売分野での売上不振が大きく、売上、利益ともに前期を下回りました。
 海外では、インドネシアの子会社が原材料高の影響により減益となりました。シンガポールの子会社は東南アジア向けクリーム類やマーガリン類が順調に伸びたものの、海外乳原料高により日本向け輸出が減少したことなどにより、減益となりました。
 以上の結果、当事業の売上高は945億81百万円(前期比5.6%増)、営業利益は47億55百万円(前期比13.3%減)となりました。

大豆たん白部門

 大豆たん白素材は、国内では発酵培地用途や冷食、惣菜市場向けが堅調だったことで、売上高は前年度を上回りましたが、原料高騰による販売価格見直しが十分でなかったことなどにより減益となりました。海外では、中国の子会社が工場の移転集約化による経費削減や製品見直し効果により、利益面で改善されました。
 大豆たん白食品は、中国子会社からの輸入販売が大きく落ち込んだため減収となりましたが、品種統廃合によるコスト削減を積極的に進めたことにより利益面では大きな改善となりました。
 大豆ペプチドは、国内では発酵培地用途向けが堅調に推移したことや、中国の子会社の海外市場向け販売が拡大したことにより、売上、利益面で改善しました。
 水溶性大豆多糖類は、酸性乳飲料用途向けが国内外とも堅調だったことに加え、調理麺や米飯市場での需要も堅調となり、増収増益となりました。
 豆乳は、量販市場が回復してきたものの、宅配市場の落ち込みにより減収となりましたが、経費削減に努めた結果、利益面では大きく改善しました。
 通販は、当期にリニューアルしたイソフラバランスが好調でしたが、その他の落ち込みをカバーできず売上は前期を下回ったものの、経費削減に努めたことにより利益は改善しました。
 以上の結果、当事業の売上高は383億58百万円(前期比0.9%増)、営業損失は5億69百万円(前期は営業損失19億14百万円)となりました。

次期の見通し

今後の見通しにつきましては、世界同時不況の影響を受けて、輸出産業の不振、雇用の悪化、消費の低迷など国内景気の更なる悪化が懸念されます。
 当社を取り巻く事業環境においても、食の安心・安全コストの増大、景気悪化を背景に消費の冷え込みや低価格志向などによる企業間競争がより一層激化するなど、引き続き厳しい経営環境になると予想されます。
 このような状況下、当社グループは、2年目を迎える中期経営計画「革進・実行 2010」の重要課題を着実に推し進めてまいります。
 油脂部門では、シンガポールでのチョコレート用油脂の新設備の稼動により、世界での拡販に注力いたします。国内外のパーム油事業で圧倒的な競争力を持つよう川上分野でのアライアンスも視野に入れ、事業の拡大を図ります。
 製菓・製パン素材部門では、ホワイト系チョコレートの市場拡大が期待されるとともに、高級チョコレートの市場開拓を進めます。クリーム類、マーガリン・ショートニング類、フィリング類では価格メリットや他社にない機能性のある新製品を投入してまいります。
 大豆たん白部門では、品種統廃合などによる経費削減や生産のコストダウンを更に推進するとともに、健康や利便性を追求した新製品の投入などにより拡販を図り、業績の改善に努めます。
 通期の業績数値は、売上高2,234億円(6.7%減)、営業利益120億円(4.1%増)、経常利益107億円(3.8%増)、当期純利益66億円(11.8%減)を見込んでおります。

2010年3月期の連結業績予想(2009年4月1日~2010年3月31日)

(%表示は、通期は対前期、第2四半期連結累計期間は対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
第2四半期連結累計期間 105,800 91.1 4,900 100.7 4,200 93.8 2,700 90.0
通 期 223,400 93.3 12,000 104.1 10,700 103.8 6,600 88.2

以上

  • 上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。

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