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ニュースリリース

2006年5月11日2006年3月期 決算発表

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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

[2006年3月期 決算発表]

2006年3月期決算を5月11日(木)午後、東京および大阪証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。(詳細は決算短信(PDF)をご覧ください)

2006年3月期の概況

 当期におけるわが国経済は、原油価格の高騰などの不安定要因があったものの、企業収益の改善を背景とした設備投資の増加や個人消費の緩やかな増加により、景気は回復基調で推移いたしました。
 当食品業界では、輸入品の増加や低価格化による企業間競争の進行などから力強さに欠ける状況が続きました。
また、食の安全性問題への取り組みは以前にも増して重要視されております。
 このような企業環境下、当社グループは「安全・品質・環境」を守ることを経営の前提とし、「三新開発(新製品・新生産技術・新市場)」に積極的に取り組むとともに、「コストダウン」「提案営業」に注力してまいりましたが、乳製品等の原料価格の高止まりに加え、減価償却費の増加等の要因により利益面では厳しい状況で推移いたしました。
 これらの結果、当連結会計年度における業績は、売上高は1,751億72百万円(前期比1.3%増)、営業利益は92億77百万円(前期比18.7%減)、経常利益は89億52百万円(前期比18.2%減)、当期純利益は43億34百万円(前期比38.3%減)となりました。

[経営成績]

  売上高
(百万円)
営業利益
(百万円)
経常利益
(百万円)
当期純利益
(百万円)
1株当たり
当期純利益(円)
2006年 3月期 175,172 9,277 8,952 4,334 49.14
2005年 3月期 172,978 11,405 10,946 7,023 79.68
伸長率 1.3% △18.7% △18.2% △38.3% △38.3%

[当期の部門別概況]

油脂部門

 国内では、厳しい市場環境の中、フライ用油脂が減少しましたが、チョコレート用油脂や機能性油脂等の高付加価値製品は好調に推移いたしました。高付加価値製品の増加と生産性の改善により、利益面では前期を上回りました。
 海外グループ会社は、欧米、アジア市場ともにチョコレート用油脂等のスペシャリティ製品が伸長し、売上高は大きく増加いたしました。利益面ではチョコレート用油脂工場の生産効率改善が遅れている米国グループ会社を除き、前期を上回りました。
 以上の結果、当部門の売上高は601億80百万円(前期比5.1%増)、営業利益は35億7百万円(前期比5.7%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

国内では、各種素材チョコレートが、新市場の開拓、新製品の販売により、前期に引き続き好調に推移いたしました。クリーム類は、新技術を付加した新製品が寄与したことから数量、売上高ともに前期を上回りました。マーガリン・ショートニング類は前年並みとなりましたが、フィリング類は市場停滞等により前期を下回りました。製菓・製パン素材輸入販売は数量、売上高ともに過去最高となりましたが、原料の海外乳製品相場の高止まりにより採算は厳しい状況で推移いたしました。
 国内のグループ会社のデザート類は新製品を積極的に投入しましたが、前期ほどの好調さはなく、売上高、利益ともに前期を下回りました。
 海外では、シンガポールのグループ会社は、売上高は前期を上回りましたが、原料高により利益面では前期を下回りました。インドネシアのグループ会社は新製品開発や生産性の改善により、売上高、利益ともに前期を上回りました。
 以上の結果、当部門の売上高は753億4百万円(前期比0.2%増)、営業利益は52億29百万円(前期比21.6%減)となりました。

大豆たん白部門

国内では、大豆たん白素材は、食肉、水産市場の需要停滞による減少を健康市場等への拡販でカバーし、数量、売上高ともに前期を上回りました。
 大豆たん白食品は、弁当給食市場やコンビニエンスストア向け等が大きく伸長し、前期比で数量は増加いたしました。売上高は前期を下回ったものの、利益面では経費削減により前期比で改善いたしました。
 大豆ペプチドは、国内飲料市場への販売が不振であったことに加え、健康食品市場においても販売が減少し、売上高、利益ともに前期を下回りました。
 水溶性大豆多糖類は、コンビニエンスストアを中心に米飯、調理用麺市場で数量は着実に増加いたしました。
 豆乳は、「ソヤファームブランド」の基幹商品として、積極的に新商品の発売等を行いましたが、市場競争の激化に加え、豆乳ブームの一巡もあり、小売用は低迷いたしました。業務用は飲料市場での展開は遅れたものの、デザート市場は好調に推移いたしました。
 大豆関連商品の通信販売は、「野菜の時間ですよ」等が好調で売上高は前期を上回りました。
 海外では、中国で大豆たん白素材を製造販売するグループ会社は、輸出販売は伸長したものの、新工場稼動に伴う経費増加等により、利益面では前期を下回りました。中国で大豆たん白食品を製造販売するグループ会社は日本向け輸出が大きく伸長し、売上高、利益ともに前期を上回りました。
 以上の結果、当部門の売上高は396億87百万円(前期比2.3%減)、営業利益は5億39百万円(前期比62.0%減)となりました。

次期(2007年3月期)の見通し

 内外の諸情勢からみて、今後とも厳しい企業環境が予想されますが、当社グループは中期経営計画の経営姿勢である「創造と改革」を推進し、収益力の向上を図ってまいります。
 油脂部門は、当社グループの強みである油脂の分別技術をさらに強化し、高付加価値の機能性油脂やチョコレート用油脂などのスペシャリティ製品の拡販を図ってまいります。特に米国子会社の生産性向上を達成することにより数量の拡大と収益性の改善を図ります。また現在建設中の千葉工場の油脂部門は10月稼動を予定しており垂直立ち上げを行うとともに、関東圏での顧客サービスの充実を図ってまいります。
 製菓・製パン素材部門は、風味及びフレッシュ感維持機能を付加したクリームなど新技術による高付加価値製品を拡販してまいります。また昨年稼動した素材カラーチョコレート工場の生産技術を活かし、同製品のシェア向上を図ります。生産面では5月千葉工場マーガリン部門が稼動することで、製菓・製パン素材部門の主要製品群の生産2拠点化が完成いたします。
 大豆たん白部門は、新製品開発・事業構造改革・徹底したコストダウンを行うことで大豆たん白食品事業の収益性を向上させます。また大豆たん白素材は伸長する健康市場への拡販を図るとともに、新製品開発による用途拡大に取り組みます。豆乳事業は新製品「soymilk」の拡販を最重要課題とし、積極的なプロモーション活動を行います。水溶性大豆多糖類は海外市場の構築を図ります。大豆ペプチドは発酵・培地市場への拡販を図るとともに、海外での数量拡大を目指します。
 以上により、売上高は1,843億円(当期比5.2%増)、営業利益は102億円(当期比9.9%増)、経常利益は95億円(当期比6.1%増)、当期純利益51億円(当期比17.7%増)と予想しております。
 なお、為替レートは117円/米ドルを想定しております。



以上

(注)当発表資料中、過去または現在の事実以外に関する計画、戦略など将来の業績の見通しにつきましては、潜在的リスクや不確定要素を含んでおり、その内容に確約や保証を与えるものではありません。これらの見通しは、現在入手可能な情報による当社の判断によるものです。実際の業績は、今後の経済動向、業界における競争、市場の需要、原料の相場動向、為替レート、など様々な要素により、これら業績見通しとは、大きく異なる可能性があることをご承知おきください。

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