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大豆ペプチド使用でウナギ完全養殖に道

2003月7月10日


7月9日水産庁所管の独立行政法人「水産総合研究センター」が養殖ウナギの稚魚の人工飼育に世界で初めて成功したと発表しました。
これは、かねてより同センターの三重水産試験所と日本水産、不二製油が共同で、大豆ペプチドなどを餌料に併用したウナギの完全養殖(採卵から成魚まで)に関する研究を進めてきていたものです。

●以下同水産試験所で行われた記者会見より
従来の飼育研究では、卵から幼生(レプトケファルス)までとシラスウナギ(やや成長した幼魚)から成魚までの飼育は確立されていましたが、幼生からシラスウナギまで成長させることができず、この間の人工飼育はできませんでした。このため、従来のウナギの養殖は、供給量や価格が不安定な天然の稚魚(シラスウナギ)を海から捕獲し、それを育てる方法しかなく、最近では沿岸に接近するシラスウナギが激減しており、完全養殖の早期実現が強く期待されていました。

サメ卵ペースト飼料の配合素材として、アミノ酸や大豆ペプチドおよび大豆以外のペプチドについて実験を続けた結果、大豆ペプチドが良い結果を生み、先ず、第一段階として卵からレプトケファルスに至る事に成功しました。更に研究を深めた結果、最終的には サメ卵ペースト、大豆ペプチド、オキアミ分解物の組合せでシラスウナギへ変態させることに成功し、昨年 成魚(20cm)にまで育てることができました。これにより、成魚からの採卵~成魚までという完全養殖を実現できることになりました。ただ、完全養殖による量産までには、まだもう少しの時間が必要と見られています。

[ご参考]
大豆ペプチド
当社はこれまで長年にわたり大豆を素材にして創造的な商品開発を行ってきました。その中で大豆たん白質を酵素分解し、オリゴペプチドにまで低分子化することにより生まれたのが大豆ペプチドです。大豆ペプチドには栄養生理効果や微生物の生育促進効果があり、様々な分野でご利用いただいております。詳しくはこちらをクリックしてご覧下さい。
http://www.fujioil.co.jp/fujioil/healthy_soy/index.html


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