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不二製油グループ本社

大豆たん白が特定保健用食品で脚光

2000月4月28日

日本ハム株式会社、トーラク株式会社が今春相次いで大豆たん白が持つ健康への効果を打ち出した「特定保健用食品」(特保食品)を発売し、大豆たん白に対する新たな期待が高まっています。従来 大豆たん白はその機能性(結着力、保水力など)を認められ、食品加工の市場で大豆から得られる機能改良材として利用されてきました。今回の各社の特保食品への展開は、従来の物性的機能性からの利用から更に踏み込み、大豆たん白の持つ健康への効能を積極的に取り上げ、商品化したものです。
日本ハム(株)の「ワンデイバランス ポークウィンナー」(135g入り、¥270、2月発売)、5月1日発売予定のトーラク(株)の「ソヤファーム 豆乳で作ったヨーグルト、プレーン」(110g¥100、90g2個パック¥160)は、いずれも大豆たん白の持つ機能「血中コレステロールを低下させる」ことを謳っています。

現在コレステロール低下食品はまだあまり出回っておらず、認知度も充分に高くありませんが、生活習慣病が日本人の死亡原因の上位を占めるようになり、大きな潜在的市場を持つ新ジャンルの特保食品として注目を集めはじめました。

日本人にも高コレステロール値(高脂血症)の人が急激に増加しており、現在は1000万人ともいわれています。高脂血症は動脈硬化の危険信号で、動脈硬化が進むと日本人の3大死因である心臓病や脳梗塞を引き起こします。総コレステロール値が130~220mg/dl(望ましくは200mg/dl以下)が適正といわれ、この範囲に保つことが動脈硬化の予防になります。

大豆たん白質は肝臓で作られた余分なコレステロールの排泄を盛んにするので血液中に含まれるコレステロールを下げる働きがあります。この効果は大豆たん白質に特有のもので他の動物性たん白質には認められないものです。

一方、米国では昨年10月に米国食品医薬品局(FDA)が、1日25gの大豆たん白の摂取は心臓病のリスクを大幅に下げるとして、一定量(1食あたり6.25g)の大豆たん白を含む食品に対し健康強調表示を承認しています。

大豆たん白の研究推進をねらい、不二製油では1979年「大豆たん白質栄養研究会」を立ち上げ、栄養、医療、食品加工など幅広い分野で研究振興を重ね、1997年当研究会を母体とし、文部省の認可を得て、「財団法人不二たん白質研究振興財団」を設立しました。これらの研究を通じて多くの成果が発表され、大豆たん白の持つ、体脂肪燃焼促進効果、抗酸化能、低アレルゲン性、降コレステロール効果、動脈硬化の抑制、血圧降下作用、などが報告されています。

最近では、人間の生理的役割に対する大きな効果が認めれるとともに、医療やガンなど疫学的側面からも大豆たん白に対する研究が進められ、期待が高まっています。


以上

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