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不二製油グループ本社

CDPにより「森林 A」、「水A‐(マイナス)」 評価を受けました

2020年2月12日

不二製油グループ本社株式会社は、2020年2月に国際的な環境非営利団体CDPから、森林保全および水資源保全に対する取り組みや情報開示が優れた企業として、「森林 A」評価、「水 A-(マイナス)」評価を受けました。「森林A」は最高格の評価であり、昨年度に続き2度目の獲得です。日本企業では唯一の「森林A」評価獲得となりました。

当社グループは、「不二製油グループ憲法」に基づき、事業を通した社会課題解決によって、持続的な当社グループの成長と持続可能な社会の実現の両方を追求する「ESG経営」を推進しています。2019年4月には、不二製油グループ本社に取締役を兼任する最高ESG経営責任者(C”ESG”O)を設置し、ESG経営を強化しています。

森林保全については、当社にとって主原料の1つであるパーム油について、2016年に策定した「責任あるパーム油調達方針」に基づき、サプライヤーやNGOとの協業のもとで、トレーサビリティの向上やサプライチェーンの改善活動、苦情処理メカニズムの運用の取り組みを推進してきたことなどが評価に繋がったものと認識しています。

水資源の保全については、「不二グループ環境ビジョン2030」(※2)の中で、水使用量削減の目標を設定し、全グループ会社が一丸となって削減活動に取り組んでいます。また、水資源利用に関する影響やリスクを把握し全社的なリスクマネジメントシステムに統合すると共に、世界的な食糧問題や環境課題解決に寄与する植物性たん白事業への長年の取組が評価につながったものと考えています。

2019年度のCDPによる評価の全体概要は以下の通りです。全てのプログラムで、最高位のレベルである「リーダーシップレベル(AあるいはA-(マイナス))評価」を獲得いたしました。

CDPプログラム 2019年度評価結果 【参考:2018年度評価結果】
CDP森林 A A
CDP気候変動 A-(マイナス) B
CDP水 A-(マイナス)※初回答 -

今後も、ステークホルダーとの対話・連携のもと、事業活動を通じて社会課題の解決に真摯に取り組んでまいります。

※CDP
www.cdp.net
CDPは、企業や自治体から収集した環境に関する情報開示システムを運営しています。また、収集したデータを分析し、上位から下位に向けてAからDのスコアで評価しています。2019年は、世界の時価総額の50%以上を占める8,400社以上の企業がCDPを通じて環境データを開示しています。


※2 環境ビジョン2030
https://www.fujioilholdings.com/csr/environment/environment_01/index.html

以上

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  • 不二製油グループ本社株式会社
    ESG経営グループ