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不二製油グループ本社

「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に賛同およびTCFDコンソーシアムへの参画

2019年5月27日

不二製油グループは、「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD:Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」*の提言に賛同を表明いたします。 また、日本においてTCFD提言に賛同する企業や金融機関等が一体となって取り組みを推進し、企業の効果的な情報開示や、開示された情報を金融機関等の適切な投資判断に繋げるための取り組みについて議論する場として2019年5月に設立された「TCFD コンソーシアム」への参画を決定いたしました。気候変動が事業に与えるリスクや機会について分析を行い、統合レポートやコーポレートサイトなどステークホルダーとのコミュニケーションを通じて、情報の開示を推進してまいります。

気候変動に関する不二製油グループの取り組み
不二製油グループは、事業活動を通して社会課題を解決することで「持続的可能な社会の実現」と「持続的な当社グループの成長」を目指す「ESG経営」を強化しています。中でも気候変動への適応と緩和は重要な課題であると認識しています。当社グループは2018年度「環境ビジョン2030」を策定し、CO2排出についてはパリ協定の野心的な目標達成に貢献すべく、SBT(Science-Based Target)の考え方に基づいて削減目標を掲げています。環境ビジョン2030に基づき、気候変動への適応・緩和策として、環境負荷の低い植物性食品素材の開発、生産プロセスにおけるCO2の排出削減、およびパーム油等の主原料調達における森林破壊リスクの低減に取り組んでいます。

<不二製油グループ 環境ビジョン2030>
2030年に以下の目標を達成することを目指しています。(基準年:2016年)
① CO2排出 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 総量で24%減
② 水使用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 原単位で20%減
③ 廃棄物 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 原単位で10%減
④ 資源リサイクル ・・・・・・・・・・・・ 再資源化率99.8%以上
※①~③は不二製油グループ全体、④は日本に適用

*TCFD:G20 財務大臣及び中央銀行総裁の意向を受け、金融安定理事会(FSB)が設置したタスクフォース