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決算

不二製油グループ本社

2019年5月8日 2019年3月期 決算

2019年5月8日

(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2019年3月期決算を 5月 8日(水)午後、東京証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2019年3月期の連結業績 (2018年4月1日~2019年3月31日)

連結経営成績

(%表示は、対前期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2019年 3月期 300,844 △2.2 18,525 △9.5 18,176 △9.0 11,589 △15.7
2018年 3月期 307,645 5.2 20,481 4.0 19,983 1.4 13,742 13.5

(注)包括利益 2019年3月期 3,226百万円(△76.7%) 2018年3月期 13,823百万円(△3.7%)

経営成績等の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、良好な雇用・所得環境を背景に個人消費は改善基調を持続する一方で、中国向けの減少を主因に輸出が伸び悩み、景気は足踏み感がでてきております。米国は良好な雇用・所得環境により個人消費は堅調であり、中国向けの輸出減少はあるものの内需の拡大を背景に企業業績は底堅く、堅調な成長が持続しております。欧州は雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は底堅いものの、海外景気の減速や政治をめぐる不確実性の高まりから緩慢な成長が続いています。中国は、米国の輸入関税引き上げを受けて米国向け輸出が大幅減少するなど輸出は減少基調にあり、小売売上高は底入れの兆しはあるものの、中国経済は減速傾向にあります。
以上の結果、当連結会計年度における経営成績は、売上高は3,008億44百万円(前期比2.2%減)、営業利益は185億25百万円(前期比9.5%減)、経常利益は181億76百万円(前期比9.0%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は115億89百万円(前期比15.7%減)となりました。

セグメントの経営成績を示すと、次のとおりであります。

油脂部門

海外市場では米国での寒波・ハリケーンによる工場操業一時停止の影響により減収・減益となりました。アジアは原料相場下落による在庫のコモディティ製品群の採算性低下により、減益となりました。国内市場では採算を重視した販売により減収ながら増益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は1,096億75百万(前期比3.4%減)、セグメント利益(営業利益)は81億48百万(前期比11.8%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

海外市場では中国でのフィリング・マーガリンの販売が好調に推移しましたが、アジアの調製品事業は乳製品相場の変動による採算悪化により増収・減益となりました。業務用チョコレートは、東南アジアは堅調に推移し、ブラジルは採算性重視の販売により利益を確保しました。国内市場では自然災害や猛暑の影響により乳化・発酵素材、デザート製品の販売が低迷し減収・減益となりました。なお、業務用チョコレートは高付加価値品の販売増加など増益要因はありましたが、米国のブラマー社の株式取得関連費用(1,277百万円)の計上により減益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は1,550億58百万円(前期比0.6%減)、セグメント利益(営業利益)は107億53百万円(前期比17.0%減)となりました。

大豆部門

国内市場では大豆たん白素材が健康栄養市場向けなどで増収となりましたが、大豆たん白食品は工場改修に伴う販売減少により減益となりました。海外市場では機能剤が増収・増益となりましたが、大豆たん白素材は前期並みとなりました。
以上の結果、当部門の売上高は361億10百万円(前期比5.0%減)、セグメント利益(営業利益)は32億89百万円(前期比7.3%減)となりました。

2020年3月期の連結業績予想 (2019年4月1日~2020年3月31日)

(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
当期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 円 銭
通期 430,000 42.9 24,000 29.5 22,000 21.0 15,200 31.2 176.83

上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績は、今後の様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

以上