グループ会社一覧

コーポレートガバナンスの向上

マネジメント情報

事業活動との関わり

不二製油グループが株主・投資家、顧客、その他取引先などさまざまなステークホルダーや社会の期待と要請に応え、企業価値を持続的に向上させていくためには、個々の事業執行の的確な判断と迅速果断な遂行はもとより、事業の方向性や業務執行状況の適正さを適時にモニタリングすることが必要です。コーポレートガバナンスとは、そのための仕組みを整備し実際に機能させる取り組みであり、当社グループの事業が安定的に発展を続けるためには、この仕組みを弛まず向上させていくことが非常に大切であると考えています。

考え方

不二製油グループは、実効性のあるコーポレートガバナンスを通じて、法令違反、不正や不祥事などの企業価値を毀損するような事態の発生を防止し、かつ、会社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図ることを目指しています。さらに、ステークホルダーや社会の期待に応え、透明性を確保し公正かつ迅速果断な意思決定と業務執行を行うための重要な仕組みとして、コーポレートガバナンスを位置づけています。
なお、当社グループは意思決定の迅速化のため、2015年に純粋持株会社体制に移行し、事業会社である地域統括会社への権限委譲を進めています。一方、不二製油グループ本社は、グローバルな視点でグループ経営の戦略立案およびグループ会社の管理を行っています。こうした権限委譲と管理のバランスをいかにして上手く保ちながら事業推進を図るかについても、コーポレートガバナンスで律するべき重要な要素であると認識しています。

コーポレートガバナンス体制図

推進体制

取締役会の運営については、最高総務責任者(CAO)の傘下に取締役会事務局を置き、同事務局が取締役会の企画立案と運営を担っています。事務局は、社内の関係機能や事業部門と連携を取り合い、あるいは取締役や監査役の意見を聴取して取締役会の議題や審議の場を設定しています。さらに、事務局は、毎年、第三者評価機関を登用して取締役や監査役へのインタビューや質問表(アンケート)により取締役会の実効性評価の調査を行い、結果を取締役会にフィードバックしています。取締役会はこのフィードバックを受けて、コーポレートガバナンスをさらに向上させるためにはいかなる施策が必要かを議論し、執行側へ必要な指示を出しています。この指示が適正に遂行されたか否かはモニタリング対象となり、取締役会はこのようなPDCA管理サイクルを回すことで、コーポレートガバナンスの向上に努めています。
取締役会の諮問機関として「ESG委員会」と「指名・報酬諮問委員会」が設置されています。「ESG委員会」は不二製油グループがESG経営を遂行するにあたっての重要な課題を審議し取締役会への報告や提言を行っています。「指名・報酬諮問委員会」(委員長を含む構成員の過半数は独立社外取締役)は、CEO選解任・サクセッションプラン、取締役報酬制度の策定など取締役会から諮問を受けた事柄について透明性と客観性保持の観点から審議を行い、取締役会へ答申を行っています。

目標・実績

〇:目標に対して90%以上達成、△:目標に対して60%以上達成、×:60%未満

2020年度目標 2020年度実績 自己評価
「経営の監督(モニタリング)」機能をより強化した形での取締役会運営 取締役会としてモニタリング機能を適切に果たすための具体的な施策について議論を重ねた結果、以下を重点モニタリング対象に取り上げた。
  • 新中期経営計画の策定プロセスの妥当性(中長期的な戦略の打ち出し方など)
  • コンプライアンスや情報セキュリティに係る活動の展開状況
  • 次世代リーダー育成に係る人事施策

考察

コーポレートガバナンス上の課題は何か、当該課題に対していかなる施策を講じるべきかの議論が、取締役会で継続的に行われ、かつこうした議論を踏まえて改めて審議すべき事項に関する議題設定が行われています。こうした取締役会運営を繰り返すことで、コーポレートガバナンス向上に関わる議論の深化と実効性の確保に努めています。

Next Step

2021年度は、「経営の監督(モニタリング)機能に主軸をおいた取締役会運営の定着」を目標に掲げています。
具体的には、中長期的な戦略議論の深堀(新中期経営計画への反映)、グループガバナンスの強化(内部監査部門を通じての状況掌握、必要な施策の指示とフォロー)、コーポレートガバナンス・コードの改訂や東証新市場への移行に対応したガバナンス体制構築を継続的な課題として認識し、取締役会で審議してまいります。

関連資料