グループ会社一覧

コンプライアンス

マネジメント情報

事業活動との関わり

不二製油グループは、社会の一員として公正かつ透明性のある事業活動を行うことが重要であると考えています。そのため、グループ全体においてコンプライアンスに関する諸施策に取り組んでいます。

考え方

不二製油グループは、日々の業務の中で法令や社内規程の遵守はもとより、社会(ステークホルダー)からの期待や要望に応えられるよう、高い倫理観を持って行動することが重要と考えています。2015年10月に制定した「不二製油グループ憲法」には、こうしたコンプライアンスの基本的な考え方が織り込まれています。
さらに、この考え方を実践するための具体的な行動を明らかにすべく、「不二製油グループ行動規範三原則」を定めています。

不二製油グループ行動規範三原則

  • ルールを守ります。
    各国及び地域に適用される法律・法令を守ります。
    会社の定めた規則やルールに従って行動します。
    社会規範を守り、社会の期待と信頼に応えます。
  • 正直に行動します。
    自分の良心に従って行動します。
    ミスや失敗を隠しません。
    報告と説明は、事実に基づき、適時・適切に行います。
  • 公正に行います。
    公正かつ適正な取引を行います。
    公私のけじめをつけ、不正な行為はしません。
    事業活動に関わる人々の人権を尊重し、人種、性、宗教の多様性に配慮します。
    強要や賄賂行為は行いません。
    反社会的勢力の介入を許しません。

推進体制

コンプライアンスについては、最高総務責任者(CAO)の管掌のもとで、不二製油グループ本社の法務部門が、グループ全体におけるコンプライアンス意識の浸透に資するさまざまな施策の企画や、コンプライアンス課題の改善に取り組んでいます。また、不二製油グループでは、コンプライアンスを2021年度よりESGマテリアリティ※1の一つに据え、取締役会の諮問機関であるESG委員会※2で、贈収賄・腐敗に係る施策など、会社の事業におけるコンプライアンスリスクの把握と対策などを含めた活動について進捗や成果を確認しています。ESG委員会の結果については取締役会に対して報告し、取締役会のレビューを受けています。

Next Step

コンプライアンスの強化において、グループ全体のコンプライアンスリスク管理体制(贈収賄その他腐敗防止含む)の構築を課題として認識しています。この課題への対策として、以下の2021年度目標に取り組んでまいります。

  • 地域統括会社またはその傘下のグループ会社への法務担当者の設置による、不二製油グループ本社の法務部門との連携強化
  • 各地域統括会社またはその傘下のグループ会社でのコンプライアンス管理に関する自己点検の実施と、不二製油グループ本社の法務部門における点検結果の評価
  • コンプライアンス研修の実施

具体的な取り組み

教育

ビジネス行動ガイドライン

不二製油グループ憲法の行動原則に基づき、さまざまな日常業務で遭遇する典型的事例を取り上げて法や倫理に関し説明した「不二製油グループ・ビジネス行動ガイドライン」を制定し、冊子やPDFにて、従業員に配布しています。また、当社グループが進出する国の言語、法令に適応する形で多言語(9ヵ国語)展開も行っています。

コンプライアンス研修

不二製油グループ従業員全体におけるコンプライアンス感度の向上を目指し、贈収賄・腐敗防止、独占禁止法の遵守といった公正な取引に係る法令をはじめとするコンプライアンスの重要分野をテーマとして、グループ全体でグローバルにeラーニング(2021年度は9ヵ国語対応予定)を実施しています。加えて、法務部門が、人事部門をはじめとする関連部門と協働の上、必要な部門に必要なコンプライアンス教育を、集合研修またはeラーニングで実施しています。

モニタリング

監査役や内部監査担当部門と連携を図り、国内外のグループ会社を対象としたモニタリングに取り組んでいます。また、不二製油グループ本社の法務部門が、各グループ会社における自己点検結果の評価の実施や、グループ会社からのヒアリングなどを通じて、コンプライアンスに係るリスクの把握やコンプライアンス活動の実施状況の確認に努めています。

内部通報制度

国内グループ会社においては、「不二製油グループ社内通報窓口」および社外通報窓口(法律事務所)を運用しています。また、特定分野の協力会社を対象とした通報窓口としては、適正な取引継続の観点で、「公正取引ヘルプライン」を運用しています。
海外グループ会社においては、グループ会社従業員向けの内部通報制度「不二製油グループコンプライアンス・ヘルプライン」を運用しています。
国内外いずれにおいても、外部機関を起用することで通報者の秘密・匿名性を確保し、24時間・365日受け付けるなど、通報しやすい環境を整備しています。
不二製油グループ本社の内部通報規程では、通報者となった従業員を、通報したことを理由に解雇および不利益に取り扱うことを禁止しています。また、通報者に対して不利益な取り扱いや嫌がらせなどをしたものに、就業規則などに従い処分を課すことができると定めています。
グループ全体で寄せられた通報件数は、ここ数年は年間5~10件の範囲で推移しています。通報内容については速やかに調査し、必要な是正措置や通報者へのフィードバックを行っています。なお、グループ全体にわたって、毎年内部通報制度に関するアンケート調査を実施し、通報制度の周知徹底や運用改善に努めています。

腐敗防止

公正な取引に係る重点コンプライアンス分野の一つとしての贈収賄・腐敗防止については、グループ全体に適用される贈収賄防止基本規程を制定し、贈収賄を禁止しています。
また、不二製油グループを代理して事業を行うビジネスパートナーに対しても贈収賄禁止を徹底するため、ビジネスパートナーと取引を実行する前に適切なデュー・ディリジェンス手続を行うとともに、当該ビジネスパートナーとの契約に贈収賄防止および汚職防止条項を盛り込むなど、必要な手当てを行っています。
加えて、2021年度は、各グループ会社における贈賄リスク評価を実施予定です。
これらの贈収賄防止に関する施策をグループ全体に浸透させるべく、贈収賄に関する教育・啓発にも重点を置いており、「不二製油グループ・ビジネス行動ガイドライン」では、事例とともに贈収賄・腐敗防止を包括的に取り上げているほか、従業員に対しeラーニングや集合研修を行っています。
また、従業員は上記内部通報制度を利用して、会社に対し贈収賄・腐敗に関する懸念や苦情を匿名で提起することができます。

政治献金

不二製油グループにおいて、政治献金の拠出はありません。

法令違反

2020年度、不二製油グループにおいて、当社グループの事業運営に関わる重大な法令違反はありませんでした。

関連資料