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プラスチック使用の削減

マネジメント情報

事業活動との関わり

不二製油グループでは、BtoBという事業特性上、油脂などをはじめとした多くの製品は、タンクローリー、1トンコンテナ、ドラム缶などによりバルク(大容量)輸送で納品しています。他方で、チョコレートやクリーム、固形油脂など一部の製品においては、外装をダンボール箱とし、その内装材にプラスチック製包装材を使用しています。プラスチック製包装材は包装材全使用量の2割程度です。使用比率は高くありませんが、プラスチックにおける課題については認識しており、削減の取り組みは必須であると考えています。

考え方

包装材には、主に食品安全上の品質保持、品質劣化防止、製品情報の提供という3つの役割があります。資源の枯渇やプラスチックごみによる海洋汚染などが危惧される中で、こうした役割を担保した上で、プラスチック製包装材のリデュース(薄膜化、軽量化、循環可能な材質への置換)、リユース、リサイクルによるプラスチック使用の削減に貢献します。

推進体制

プラスチック使用の削減については、2021年度からは、従来のESGマテリアリティ※1としてグループ全体で推進する体制から、グループ各社で取り組む体制に移行しました。
2020年度は従来取り組んできた「包装材の削減」というテーマの中で、最高ESG経営責任者(C“ESG”O)の管掌のもと、対応方針検討の基盤となる社内調査を進め、取締役会の諮問機関であるESG委員会※2において審議しました。審議の結果、2021年度より「包装材の削減」はステークホルダーの関心事を反映した「プラスチック使用の削減」へ名称変更することとしました。また、当社グループの全包装材使用量に占めるプラスチック製包装材の使用比率とプラスチックごみによる海洋汚染への影響度などを考慮し、グループ各社で取り組みを推進することがより効果的であると判断しました。

目標・実績

〇:目標に対して90%以上達成、△:目標に対して60%以上達成、×:60%未満

2020年度目標 2020年度実績 自己評価
海外グループ会社の包装材使用量の調査 2019年度における包装材の使用量、種類、削減に向けた取り組み状況などを調査した結果、工場より排出されるプラスチックごみについては、日本および各国の法律を遵守して適切に処理されていること、ならびに、お客様側でも適正に管理されていることを確認。

考察

調査結果から、不二製油グループの製品に関わるプラスチック製包装材が海洋などに流出する可能性は低いと考えています。また、当社グループはBtoBビジネス主体であるため、従来、最小限の機能(食品安全と製品品質保持およびコスト)を追求して包装材の削減に取り組んでいることや、使用する包装材の種類も個社ごとに多様であること、各国の法規制や品質設計とも関係することなどから、一律に特定の素材を推奨し、削減目標を策定することは困難と判断しました。

具体的な取り組み

グループ内での情報共有と削減活動

サーキュラーエコノミー、3R(リデュース、リユース、リサイクル)など環境負荷低減や石油製品の利用削減につながるプラスチック代替素材の情報および活動内容を、不二製油グループ本社の生産性推進グループが収集し、グループ内で共有しています。
削減活動としては、不二製油(株)において、リサイクルパレットの購入や工場内で使用できなくなったプラスチック製パレットを再使用先に転売するといった取り組みを行っています。
また、大丸心斎橋店に期間限定店舗としてオープンした惣菜レストランのUPGRADE Plant based kitchen(2021年3月14日閉店)では、プラスチック原料の一部を石灰石に置き換えたレジ袋を採用しました。