不二製油グループ本社株式会社

Plant-Based Foodとは

Plant-Based Food(植物性食品)という言葉や製品を見聞きしたことはありませんか?
PBFとは大豆やエンドウ豆、ひよこ豆、麦などの植物素材を原料に動物性食品(ハンバーガーのパティやナゲットなどの肉製品、チーズやバター、ヨーグルトなどの乳製品、ツナといった魚介製品など)の風味や食感を再現した植物性食品です。

世界の食トレンド 「Plant-Based Food」

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現在このPBFが世界中で食のトレンドを席巻しています。スタートアップ企業から多国籍メガ企業まで欧米を中心に世界中でPBFの開発、製品化、流通が活発化しています。

2020年はまさにこのPBFの年といっても過言ではないほどブームが加速し、2021年現在でも継続した広がりを見せています。 PBFの登場は食のライフスタイルの転換点ともいわれています。

素材から製品まであらゆる形態でファストフードチェーン店、スーパーマーケット、レストランなどで販売され始めており、市場も急拡大しています。

Plant-Based Food~トレンドの背景~

なぜ今、PBFがトレンドなのでしょうか?
その背景を植物性タンパク原料の一つである大豆を例に挙げながらご紹介します。

1 地球環境に優しい食品

非常に強い台風や大雨、干ばつなど、私たちの日常生活でも深刻化する地球温暖化の影響と考えられる気候変動問題が世界中で生じています。

その地球温暖化の原因と考えられる温室効果ガスの排出量は牛肉と比べると大豆は85分の1であり、生産時の水の消費量は8分の1。

大豆は環境負荷が少なく、かつわずかな肥料と水で栽培できるエコな食素材でもあるのです。

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2 人口増加による
タンパク源不足解決のカギ

世界の総人口は2050年には約100億人になると言われており、この人口増加を賄うタンパク源が枯渇すると考えられています。

単に動物肉の生産を増やせばいいかというと、持続可能性の観点から課題があります。

そのため、より資源効率の良い植物原料を用いたPBFがこれらの課題を解決するカギとして注目されています。

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3 世界的な健康志向の高まり

経済発展に伴う生活習慣病の増加は世界的な問題であり、また新型コロナウィルス感染症による人々の免疫に対する意識の高まりから、食に対する健康ニーズが世界的に増しています。

大豆はマメ科植物の中でもタンパク質を豊富に含む食材で、また食物繊維やミネラルなどの栄養も豊富でコレステロールフリーなど、まさにスーパーフードといえます。

その大豆から作られるPBFである大豆ミートは低カロリー、低脂質であるにもかかわらずタンパク含量は牛肉・豚肉・鶏肉に匹敵します。

また、大豆タンパク質は血中コレステロールの低下や肥満予防効果、心臓病リスクの低減といったさまざまな健康に良い効果が研究により分かってきています。

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文部科学省「日本食品標準成分表2015年(7訂)増補」

  • ※大豆ミートは「粒状大豆たん白」の値を元にした3倍水戻しの計算値
  • ※調理前の食材としての栄養成分値(豚肉は酢豚用、鶏肉は唐揚げ用、牛肉は牛丼用に使用される部位で比較)