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決算

不二製油グループ本社

2015年3月期 第3四半期 決算

2015月2月6日

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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2015年3月期第3四半期決算を2月6日(金)午後、東京証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2015年3月期第3四半期の連結業績 (2014年4月1日~2014年12月31日)

連結経営成績(累計)

(%表示は、対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2015年 3月期
第3四半期
201,568 7.1 10,810 △11.0 10,696 △9.3 7,435 11.3
2014年 3月期
第3四半期
188,270 7.5 12,147 9.5 11,790 8.6 6,679 1.3

(注) 包括利益 2015年3月期第3四半期 12,245百万円 (0.5%)   2014年3月期第3四半期 12,184百万円 ( 64.2%)

2015年3月期第3四半期の概況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による金融・財政政策の効果を背景にして、企業収益の改善や株価の上昇が継続されましたが、貿易収支の赤字継続や消費税増税に伴う駆け込み需要への反動もあり、経済回復の遅れが見られました。一方、海外では、米国経済の回復が見られ、ドル高が急速に進みましたが、新興国経済の成長鈍化や特定地域における紛争など、先行き不透明な情勢が続きました。

 当社グループを取り巻く国内食品業界では、円安による原料価格上昇が継続し、厳しい事業環境が続きました。この様な状況の中、当社グループは新中期経営計画「ルネサンス不二2016」を策定し、「グローバル経営の推進・加速」「技術経営の推進・加速」「サステナブル経営の推進・加速」を基本方針として、顧客ニーズに即した製品開発、高機能素材の供給、生産コストの削減に取り組んでまいりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は2,015億68百万円(前年同期比7.1%増)、営業利益は108億10百万円(前年同期比11.0%減)、経常利益は106億96百万円(前年同期比9.3%減)、四半期純利益は74億35百万円(前年同期比11.3%増)となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。
 なお、第1四半期連結会計期間より、報告セグメントとして記載する事業セグメントを変更しており、当第3四半期連結累計期間の比較・分析は、変更後の区分に基づいております。

油脂部門

 国内では、業務用斗缶を中心とした調合油の販売数量が減少しましたが、ヤシ油・パーム油・チョコレート用油脂の販売数量増加及び販売価格上昇により、増収となりました。
 海外では、米国・東南アジア・中国におけるチョコレート用油脂の販売数量が増加し、全体的な販売価格上昇と円安による円換算額の増加も寄与して、増収・増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は773億14百万円(前年同期比10.0%増)、セグメント利益(営業利益)は41億65百万円(前年同期比26.0%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

 国内では、チョコレートは、スイートチョコ・アイスコーチングチョコ・成型チョコの販売数量が増加して増収となりました。クリーム・フィリングは増収、調製品は減収となりましたが、製菓・製パン素材部門全体の売上高は増収となりました。採算面では、全般的に原料価格が上昇し、減益となりました。
 海外では、チョコレートは、ヨーロッパ・東南アジアでの販売が好調に推移しました。クリームは、東南アジアでの販売が増加し、マーガリン・ショートニング・フィリングは、中国・東南アジアで販売が増加しました。
 全体の売上高は増収となりましたが、日本向けの調製品の販売数量減と採算悪化により減益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は945億47百万円(前年同期比7.2%増)、セグメント利益(営業利益)は63億5百万円(前年同期比19.1%減)となりました。

大豆たん白部門

 大豆たん白素材は、食肉・健康食品・水産市場・惣菜・加工食品・発酵培地用途の販売数量が減少し、減収となりました。大豆たん白機能剤は、飲料・加工食品用途が増加して増収となりました。大豆たん白食品は、即席麺・給食用途が減少して減収となりました。豆乳は、新製品の販売が寄与して増収となりました。
 大豆たん白部門全体は減収となり、大豆たん白素材の原料価格の影響により減益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は297億7百万円(前年同期比0.2%減)、セグメント利益(営業利益)は3億38百万円(前年同期比67.6%減)となりました。

2015年3月期の連結業績予想 (2014年4月1日~2015年3月31日)

(%表示は、対前年増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
四半期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 円 銭
通期 282,700 11.7 15,000 △1.6 14,600 △1.3 9,000 10.2 104. 70

(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無

  • 連結業績予想に関する定性的情報
    2014年5月9日発表の通期の業績予想は修正しておりません。今後の事業環境の変化を見極めた上で、見直しの必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。
  • 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。

以上