農林水産省・ASEAN事務局共同寄付講座の特別セミナーがアジアR&Dセンターにて開催

農林水産省では、ASEAN事務局と協力し、ASEAN諸国の農業・食品系の主要大学に寄附講座を開設しています。当社グループは早くからASEANで事業を展開しており、このプログラムに協賛しています。
ASEAN諸国では多くの日本企業が事業を展開していますが、日本の技術を習得し、かつ現地の文化を熟知した「現地の担い手」の確保が課題となっています。日本方式の食品加工・流通等の講座を提供することで、食品ロス削減や農業・食料バリューチェーン構築への貢献が目指されます。

7月31日に、当社グループのフジオイル アジアのアジアR&Dセンターにて、この寄附講座の特別セミナーが開催され、シンガポール国立大学 食品科学技術系の学生23名と7名の教員が参加しました。
当日は農水省食料産業局岩瀬次長による日本の食産業についての講義などが行われました。フジオイル アジアは、主要製品「スペシャリティファット」の原料となるパーム油やパーム核油の性質や製造工程、製菓・製パン用素材に最適なスペシャリティファットを生み出す技術などをご紹介しました。また、施設見学や製品の試食も実施。質疑応答も活発に行われ、参加された学生の方々の関心の高い様子が伺えました。

当社グループは、人材育成を含め、今後も当地に貢献してまいります。