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不二製油グループ本社

年頭所感

2013月1月4日

   皆様、新年おめでとうございます。

   昨年は、長引く欧州不況の煽りを受け、好調であった新興国の経済成長も鈍化し、世界経済全体は停滞ムードでした。各国のトップが相次いで交代したことで、今年は政治・経済の両面で大きな変化が予想されます。一方、日本では円高・デフレの長期化が消費者の買い控えにますます拍車をかけ、商品の値下げ競争による収益性の低下が企業を圧迫しています。いずれにしましても厳しい状況に変わりはありませんが、こういう時こそ着実に次の成長に向け、布石を打つことが肝要と考えております。

   現在の日本は人口の減少・高齢化の進行に伴い、市場伸張にあまり期待が持てません。しかし、これらの問題から生まれる日本発の新ビジネスが、今後世界のビジネスモデルになる可能性は少なくありません。これらをきっかけにした新事業・新市場創出こそが、日本の得意分野でもあり、強みでもあります。これまで当社は、常に独自の製品を提供し、新しいニーズを作ってまいりました。しかし昨今、世界での競合はますます激化し、コスト、品質面において差がなくなってきております。市場はさらなる独自性、新規性を求めており、当社のニッチでスペシャルな製品もその期待に応えねばなりません。それには、継続した新しい技術と素材の開発、イノベーションを加速させることが必要です。

   昨秋、当社は大豆加工食品、油脂加工食品、それぞれの製品発表会を開催しました。大豆加工食品では、大豆の分離分画技術をもとに新たな素材を開発しました。環境にやさしく、大豆そのもののおいしさと健康機能を追求した製品を今年より発売いたします。油脂加工食品では、新しいチーズ風味素材やフライ油、また機能性油脂をご提供し、新たな市場に挑戦いたします。また今年は「おいしさ」「健康・栄養」「環境」「安全・安心」「コスト」をキーワードにした、新しい価値の創出を基本方針に掲げました。その中でも「おいしさ」「健康・栄養」に主眼をおいた新しい素材開発に取り組みます。これらの製品が日本国内市場の活性化に繋がることを期待し、また世界市場でも受け入れられる製品に育てていきたいと思っております。

   また、アジア新興国の洋菓子・パン食志向の急激な伸びは日本企業の我々にとっても大きなビジネスチャンスです。当社は昨年、アジア地域のシナジーを最大化するため、東南アジア地域統括会社「フジオイルアジア」を設立しました。東南アジア各社のネットワーク、販売力を強化し、成長市場を取り込んでいきたいと思っております。

   今年も日本で培った製品開発力で、グローバル経営戦略を着実に実行してまいります。
   皆様の一層のご支援をお願い申し上げます。

平成25年1月1日

代表取締役社長 海老原 善隆

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