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決算

不二製油グループ本社

2009年3月期 第3四半期 決算

2009月2月5日

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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2009年3月期 第3四半期 決算を2月5日(木)午後、東京および大阪証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2009年3月期第3四半期の連結業績(2008年4月1日~2008年12月31日)

連結経営成績(累計)

(%表示は対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 四半期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2009年 3月期
第3四半期
183,930 - 9,076 - 8,401 - 5,433 -
2008年 3月期
第3四半期
157,691 13.7 6,115 2.6 5,569 1.5 3,391 17.4

※ 当連結会計年度より、「四半期財務諸表に関する会計基準」(企業会計基準第12号)及び「四半期財務諸表に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第14号)を適用しております。また、「四半期連結財務諸表規則」に従い四半期連結財務諸表を作成しております。従い、前年同期比増減は厳密な意味では表現できません。(年度通期は表現可能です。)

2009年3月期第3四半期累計期間の概況

(前年同期比増減率は参考として記載しております。)

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、米国発の金融・経済危機による9月以降の世界同時株安や急激な円高による輸出企業を中心にした大幅な業績下方修正など、経済環境が急速に悪化しました。
 当社グループを取り巻く食品業界では、一部原料を除いた国際相場の価格高騰は収まりつつあるものの、依然、厳しいコスト環境が続いています。一方、食の安全・安心に対する関心は更に高まっています。
 このような状況下、当社グループは、カンパニー制の導入など、スピード・イノベーションを念頭に新中期経営計画「革進・実行 2010」を着実に推進しております。事業ごとの採算性をより厳密に管理するなど、経営構造の改革を進めてまいりました。
 食の安全・安心は当社グループの経営の前提とし、引き続き取り組みの強化を進めております。特徴のある製品作りやコスト削減にも引き続き注力してまいりました。
 この結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は1,839億30百万円(前年同期比16.6%増)、営業利益は90億76百万円(前年同期比48.4%増)、経常利益は84億1百万円(前年同期比50.9%増)、四半期純利益は54億 33百万円(前年同期比60.2%増)となりました。

部門別の概況は次の通りです。

油脂部門

 国内では、経済環境の悪化を反映し外食市場での需要減退など業務用フライ油脂に販売数量の減少が見られたものの、パーム油やヤシ油関連製品、チョコレート用油脂などのスペシャリティ製品が引き続き堅調に推移し、前年同期に比べ増収増益となりました。
 海外では、同部門の子会社は、アジアや米国の精製部門の採算改善や、欧米でのチョコレート用油脂が依然順調なことなどにより、前年同期に比べ増収増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は824億18百万円(前年同期比33.4%増)、営業利益は56億95百万円(前年同期比102.6%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

 国内では、業務用チョコレートが引き続き好調だったものの、ココアの国際相場が依然高止まりしているなどの影響により採算が悪化しました。クリーム類、マーガリン・ショートニング類、フィリング類についても、原材料価格高騰の影響が依然残っており採算が悪化しています。この結果、前年同期に比べ増収となりましたが、利益は下回りました。
 製菓・製パン素材輸入販売は、国内乳製品の逼迫感により売上が回復しつつあるものの、前年同期に比べ減収となりました。
 国内子会社のデザート類は、原材料価格の高騰の影響とヒット製品が生まれなかったことなどにより減収減益となりました。
 海外では、同部門の子会社は、油脂原料相場が下げに転じたことなどによりマーガリン・ショートニング関係の需要は回復してきておりますが、チョコレート関係ではココア原料の高止まりなどにより販売数量が伸び悩む状況が続いております。
 以上の結果、当部門の売上高は723億27百万円(前年同期比7.8%増)、営業利益は35億64百万円(前年同期比18.7%減)となりました。

大豆たん白部門

 大豆たん白素材に関しては、国内ではコスト削減効果や発酵培地用途向けが堅調だったことにより、業績改善を進めております。中国における同部門の子会社は、中国内での製品価格の急落などにより、売上、利益率ともに前年同期を下回りました。
 大豆たん白食品は、品目の絞込みなどにより減収となっていますが、生産効率の改善やコスト削減努力等を継続し、前年同期比増益となりました。
 大豆ペプチドは、経費削減や海外市場の開拓を進めており、前年同期に比べ売上、採算面ともに改善しました。
 水溶性大豆多糖類は、酸性乳飲料用途向けが好調を維持し、売上、利益とも前年同期を上回りました。
 豆乳は、売上が減少したものの、経費削減を続けたことにより、利益面で対前年同期比改善しました。
 通販は、全体の売上は前年同期を下回りましたが、9月の「イソフラバランス」のリニューアルや経費削減の効果により利益面は改善しました。
 以上の結果、当部門の売上高は291億84百万円(前年同期比1.4%増)、営業損失は1億83百万円(前年は営業損失10億77百万円)となりました。

2009年3月期の連結業績予想(2008年4月1日~2009年3月31日)

(%表示は対前期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり
当期純利益(円)
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
通期 243,000 13.5 11,300 47.6 10,100 45.7 6,200 - 72.12

(注)連結業績予想数値の当四半期における修正の有無 有

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
1)2008年10月31日発表の連結業績予想のうち、通期について今回、修正しております。
2)上記業績予想につきましては、今回の発表時現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。

以上