ニュースリリース
2008年3月期 第3四半期 業績の概況
2008年2月6日
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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2008年3月期 第3四半期 業績の概況を2月6日(水)午後、東京および大阪証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。
記
2008年3月期第3四半期の連結業績(2007年4月1日~2007年12月31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期(当期) 純利益 | 1株当たり四半期 当期純利益(円) | |||||
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百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | ||
2008年 3月期 第3四半期 | 157,691 | 13.7 | 6,115 | 2.6 | 5,569 | 1.5 | 3,391 | 17.4 | 39.45 |
2007年 3月期 第3四半期 | 138,722 | 6.1 | 5,958 | △20.7 | 5,485 | △23.2 | 2,887 | △21.4 | 33.19 |
2007年 3月期 | 184,910 | - | 7,095 | - | 6,498 | - | 3,259 | - | 37.57 |
当第3四半期におけるわが国経済は、景気は総じて堅調に推移したものの、原油価格の高騰、米国サブプライムローン問題等の不安材料から、景気の先行き不透明感が強まってまいりました。
当食品業界におきましては、原材料価格の高騰に加え、食品偽装問題が相次ぎ発覚し、食の安全に対する不信感の高まりなどから、依然として厳しい事業環境が続きました。 このような環境の中、当社グループは「安全・品質・環境」を経営の前提に最重要課題として取り組むとともに、選択と集中によるコアビジネスの強化、コストダウンの推進、海外展開のスピードアップに注力した諸施策を実施してまいりました。特に海外事業は、事業規模の拡大や為替の影響もあり大幅な増収・増益となりました。 これらの結果、当第3四半期の売上高は1,576億91百万円(前年同期比13.7%増)、営業利益は61億15百万円(前年同期比2.6%増)、経常利益は55億69百万円(前年同期比1.5%増)、四半期純利益は33億91百万円(前年同期比17.4%増)となりました。
部門別の概況は次の通りです。
油脂事業
国内では、チョコレート用油脂、機能性油脂などスペシャリティ製品が堅調に推移し、フライ用油脂も販売数量を伸ばしました。海外は、チョコレート用油脂などのスペシャリティ製品が特に欧米市場で好調に推移いたしました。利益面では、国内市場においては原材料価格の高騰により苦戦しましたが、欧米市場では大幅な増益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は617億84百万円(前年同期比24.2%増)、営業利益は28億10百万円(前年同期比11.2%増)となりました。
製菓・製パン素材事業
国内では、各種素材チョコレート、クリーム類が堅調に推移し、マーガリン、フィリング類は新製品の寄与から数量を伸ばしました。また、製菓・製パン素材輸入販売も堅調に推移いたしました。海外は、特にシンガポールのグループ会社が好調で増収・増益となりました。
以上の結果、当部門の売上高は671億13百万円(前年同期比12.2%増)、営業利益は43億82百万円(前年同期比12.8%増)となりました。
大豆たん白事業
大豆たん白素材、豆乳、大豆関連の通販商品は、新製品の開発、販売による拡販策の実施やコスト削減に取り組んだものの、原材料価格の高騰、需要の停滞、企業間競争の激化等の要因により、厳しい状況で推移いたしました。
以上の結果、当部門の売上高は287億93百万円(前年同期比1.2%減)、営業損失は10億77百万円(前年同期は営業損失4億56百万円)となりました。
2008年3月期の連結業績予想(2007年4月1日~2008年3月31日)
通期の業績予想につきましては、2007年11月8日に公表しました業績予想から変更はありません。
※業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想は現時点で入手可能な情報に基づいておりますが、実際の数値は今後様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。
以上