ニュースリリース
2008年3月期 第1四半期財務・業績の概況
2007年8月2日
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(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2008年3月期 第1四半期財務・業績の概況を8月2日(木)午後、東京および大阪証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。
記
2008年3月期第1四半期の連結業績(2007年4月1日~2007年6月30日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期(当期)純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | 百万円 | (%) | |
2008年3月期 第1四半期 | 47,741 | 8.9 | 1,360 | Δ12.5 | 1,280 | Δ10.2 | 698 | 14.4 |
2007年3月期 第1四半期 | 43,820 | 6.9 | 1,555 | Δ25.5 | 1,356 | Δ30.6 | 610 | Δ35.9 |
2007年3月期 | 184,910 | - | 7,095 | - | 6,498 | - | 3,259 | - |
当第1四半期におけるわが国経済は、引き続き企業収益の改善を背景に、設備投資の増加や雇用環境の改善、底堅い個人消費等により、概ね好調に推移しております。
当食品業界におきましては、原材料価格の高騰、企業間競争の激化、市場規模の停滞・縮小など厳しい環境が続いております。
このような環境の中、当社グループは新たな成長へのスタートとしてコアビジネスの強化及び海外展開のスピードアップを図るべく諸施策を実施しており、売上高は伸長いたしましたが、主に原材料価格高騰の影響から当第1四半期の営業利益、経常利益は、前年同期を下回りました。
これらの結果、当第1四半期の売上高は477億41百万円(前年同期比8.9%増)、営業利益は13億60百万円(前年同期比12.5%減)、経常利益は12億18百万円(前年同期比10.2%減)、四半期純利益は6億98百万円(前年同期比14.4%増)となりました。
部門別の概況は次の通りです。
油脂部門
国内では、チョコレート用油脂、機能性油脂などスペシャリティ製品は堅調に推移し、フライ用油脂も販売数量を伸ばしました。海外は、チョコレート用油脂などのスペシャリティ製品が前期に引き続き好調に推移いたしました。利益面では、特に国内市場において原材料価格の高騰を販売価格の改定、コストダウンで吸収することができず、前年同期を下回りました。
以上の結果、当部門の売上高は177億57百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は5億44百万円(前年同期比17.7%減)となりました。
製菓・製パン素材部門
国内では、各種素材チョコレートが前期に引き続き好調に推移し、クリーム類、フィリング類も堅調に推移いたしました。また、製菓・製パン素材輸入販売も販売数量が伸長いたしました。海外でも、シンガポール、インドネシアの各社は好調に推移いたしました。
以上の結果、当部門の売上高は204億63百万円(前年同期比12.6%増)、営業利益は原材料価格の高騰による国内市場の減益を海外市場でカバーし、10億10百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
大豆たん白部門
大豆たん白素材、大豆ペプチド、水溶性大豆多糖類、豆乳は需要減少の影響を受けました。
大豆たん白食品は、業務用等は苦戦いたしましたが、生協向けは好調に推移いたしました。
以上の結果、当部門の売上高は95億20百万円(前年同期比0.0%減)、営業損失は1億94百万円(前年同期は営業損失1億15百万円)となりました。
2008年3月期の連結業績予想(2007年4月1日~2008年3月31日)
中間期及び通期の業績予想につきましては、2007年5月10日に公表しました業績予想から変更はありません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
業績予想は現時点で入手可能な情報に基づいておりますが、実際の数値は今後様々な要因により、予想数値と異なる可能性があります。
以上