ニュースリリース
2006年3月期 第3四半期 財務・業績概況
2006年2月2日
-
決算短信 PDFは下メニューからご覧になれます。
-
PDFファイルをご覧になるには、 アドビシステムズ社 Acrobat Reader が必要になります。
(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。
2006年3月期第3四半期の財務・業績概況を2月2日(木)、東京・大阪両証券取引所記者クラブで発表しました。発表の概要は、以下の通りです。(詳細は決算短信(PDF)をご覧ください)
記
2006年 3月期第3四半期業績の概況(2005年 4月 1日 ~ 2005年 12月 31日)
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 四半期(当期) 純利益 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
百万円 | 前年比(%) | 百万円 | 前年比(%) | 百万円 | 前年比(%) | 百万円 | 前年比(%) | |
2006年3月期 第3四半期 | 130,798 | 100.5 | 7,511 | 87.0 | 7,144 | 85.1 | 3,673 | 72.2 |
2005年3月期 第3四半期 | 130,140 | 107.5 | 8,631 | 101.1 | 8,395 | 100.6 | 5,085 | 109.3 |
(参考) 05年3月期 | 172,978 | 11,405 | 10,946 | 7,023 |
当第3四半期(平成17年4月1日から平成17年12月31日まで)におけるわが国経済は、企業収益の改善や個人消費が堅調に推移するなど、景気は回復傾向にありました。
このような状況下、当社グループは、三新開発(新製品、新市場、新生産技術)に積極的に取り組むとともに、コストダウン活動に注力してまいりましたが、原料価格の高止まり、減価償却費の増加等の要因により、利益面では前年同期を下回りました。
この結果、当第3四半期の連結売上高は1,307億98百万円(前年同期比0.5%増)、連結営業利益75億11百万円(前年同期比13.0%減)、連結経常利益は71億44百万円(前年同期比14.9%減)、四半期純利益は36億73百万円(前年同期比27.8%減)となりました。
[セグメント別概況]
油脂部門
厳しい市場環境の中、コモディティ油脂の売上高は減少しましたが、高付加価値のスペシャリティ油脂・機能性油脂の拡販により、売上高は前年同期を上回りました。またコストダウン及び生産性の改善により利益も前年同期比増益を確保しました。特に中国子会社では収益性改善の成果が現れつつあります。
以上の結果、当部門の売上高は442億91百万円(前年同期比4.5%増)、営業利益は25億35百万円(前年同期比7.4%増)となりました。
製菓・製パン素材部門
国内では各種素材チョコレートは好調に推移しておりますが、マーガリン・ショートニング・フィリング類が市場停滞等により、また、子会社のデザート製品類は新製品を積極的に投入しておりますが前年同期ほどの好調さはなく、減収減益となりました。
海外では、売上高は微増でしたが、乳製品等の原料価格の高止まりにより収益面では苦戦いたしました。
以上の結果、当部門の売上高は565億69百万円(前年同期比0.6%減)、営業利益は41億17百万円(前年同期比19.8%減)となりました。
大豆たん白部門
国内では、大豆たん白素材は健康食品市場等で好調に推移しているものの、新素材や大豆たん白食品は需要の低迷から、前年同期を下回りました。小売用の豆乳はブームの一巡もあり、減収となりました。
海外では、売上高は増加しておりますが、新工場稼動による経費増加等により収益面では前年同期を下回りました。
以上の結果、当部門の売上高は299億37百万円(前年同期比3.0%減)、営業利益は8億59百万円(前年同期比24.4%減)となりました。
2006年3月期の連結業績予想(2005年4月1日~2006年3月31日)
当第3四半期の実績は概ね計画通り進捗しており、現時点においては平成17年11月10日中間決算発表時の予想値に変更はありません。
売上高 | 営業利益 | 経常利益 | 当期純利益 | |
---|---|---|---|---|
通期 | 174,500 | 10,000 | 9,500 | 4,800 |
(参考)1株あたり予想当期純利益(通期) 54円83銭
※上記の予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報にもとづき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。
以上