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お知らせ

不二製油グループ本社

年頭ご挨拶

2004月1月1日

2004年元旦

不二製油株式会社社長   浅原和人

明けましておめでとうございます。

新年にあたりまして運営方針を申し上げます。

まず、食品の安心・安全について申し上げます。
日本の食品業界においては、昨年も、幾多の不祥事が発生し、食品の安心・安全が問われました。私共、不二製油グループは、安心で安全な製品をお届けすることを宣言すると共に、「安全・品質・環境」問題は経営の前提であると定義し、法律を守ることは勿論、クレームゼロ、災害ゼロ、エコロジー化を目指し、より一層の努力をしてまいります。

次に、世界の油脂・製菓製パン・大豆たん白業界の経営環境について申し上げます。世界各地で、M&A、企業統合などの業界再編が更に行われ、産業革命に匹敵する程の大きな構造変革が、着実に進んでおります。そして、激しいシェアー争いや厳しい価格競争が起きています。更には、世界的にもデフレ傾向にあり、販売価格は低位に推移しております。片方、原料相場がこの3年間は大きく値上がりし、当分は高値推移が予想されており、業界全体が経営圧迫に苦しんでおります。

こうした環境を認識し、我々メーカーが、世界の強豪に伍して勝ち進む為には、国際競争力を尚一層高める施策が必要と考えます。不二グループは、集中と選択を行いながら、競争優位の経営を継続して進めます。5つの課題について説明いたします。

第一の重要課題は、三新開発(新製品開発・新技術開発・新市場開発)の推進であります。
三新開発なくして成長なしと考え、産学共同による基礎研究開発の充実、フジサニープラザを中心としたソフト提案営業、新技術開発を伴った新市場開発を行います。大量生産による低価格で一般品化を目指す米国型経営戦略に対して、少量多品種ときめ細やかな市場対応による日本型気配り経営戦略を推し進めて参ります。独自の技術で培った不二の得意とする事業領域、すなわち、ニッチ・スペシャルな食品中間素材をベースとした事業領域を発展させてまいります。具体的には、油脂の分別技術をベースにした独自の機能性油脂、製菓製パン用素材、大豆成分の分離分画、酵素技術を利用した大豆新機能素材、更に分離大豆たん白、組織状大豆たん白、湯葉などを利用した大豆たん白食品などがあります。これらの技術開発分野をさらに深耕して参ります。

第二の課題は、海外市場拡大です。
不二グループの将来は、海外事業の拡大にあると考えています。原料を海外に依存していた関係上、海外生産はすでに30年の経験を持ち、食品企業のなかでは先行企業であります。現在7カ国11工場ある海外生産拠点をベースにして、地産地消の基本方針で積極的な展開を行います。2004/3月期(2003/4~2004/3)は、市場ニーズに応える為、油脂部門、大豆関連部門など14箇所で、平年の2倍となる175億円の増設投資を進めており、今年は、それらが順次稼動に入ります。2004年度は、大幅投資後の初年度に当たるという点から、不二グループの歴史上大きな節となる年にと考えます。

市場展開は、中国・アジアを中心にしていますが、米・欧・露はじめ全世界を視野に入れた展開を考えています。

第三として、商品ブランドの育成と企業イメージアップを図ります。
特定保健用食品「豆乳」「豆乳ヨーグルト」をはじめ、大豆ペプチド、イソフラボンなど大豆健康機能食品、心臓病予防効果が期待できる大豆たん白食品など大豆関連製品の全てに「ソヤファーム」マークをつけ、健康、栄養、ダイエット、美容をイメージするブランド育成を図ります。またソヤファームマークを通じて不二グループ企業イメージを上げて生きたいと考えます。

第四は、国際競争力を向上させるため、原料調達から生産・物流を含め、サプライチェーンにおいて更なるコストダウンを進めます。此れは永遠に続く課題であり又新しい切り口で検討して参らねばと考えます。

第五は、企業はやはり人材です。人材育成に力を入れてまいります。

以上5つに分けて課題への取り組みを説明いたしました。
2004年は、不二グループにとって、かつてない試練の年であり、又飛躍に向けた重要な年になると考えており、最大の尽力をして参ります。
皆様の更なるご支援とご指導・ご協力をお願い申し上げます。

以上



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