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不二製油グループ本社

新年ご挨拶

2002月1月4日

現地でつくって現地で売る
-日本の食品は日本で生産しよう-

社長    安井 吉二


明けましておめでとうございます。
昨年のお正月に「同時多発テロ」「狂牛病」が起こることを誰が予想したでしょう。
今年はどんな年になるでしょう。正直言って分かりません。何が起こっても即刻対応できるか否かが勝負です。対処する力さえあれば恐れることはありません。

さて、いつもと少しニュアンスの違う事を申し上げます。皆さんも新聞・テレビ等で「製造業の空洞化」を見聞きされていると思います。昨年の生産部の研修でも、多くの方々から「将来はもっと海外で生産し、日本に持ってくるのですか」「阪南事業所は空洞化するのですか」等、多くの質問をお受けしました。その都度、私は、「食品は消費地で生産するのが良いと思います」「日本から製造業がなくなるのも好みません」とお答えしました。

勿論、極端に人手の掛かる製品等の輸入は増加、また競争力のない製品の生産はストップし、輸入品に切り替えることは今後共続くでしょう。しかし、食品は「現地でつくって現地で売る」余地の多い産業です。ヨーロッパでも典型的なコモディティを除いて、国内生産が続いています。「新鮮さ」「短いリードタイム」「早い変化」「特注品」等、一般の繊維製品や家電製品とは異なります。海外では対応できない商品の開発と、仕組みづくりをすることです。

今一つは、やはりコスト競争力をつけることです。確かに、今の人件費を比較すると簡単ではありません。しかし、我々の「ホーム」での競争です。為替変動、関税もあります。全力でコストダウンに取り組めば近付けます。不二製油は、まだまだ高コストの会社です。この努力を放棄し、安易に海外生産/日本輸入に依存することは、将来必ず禍根を残します。これは他の産業を見ても明らかです。

さらに、最大のコストダウンは売上を拡大することです。
最近の投資(国内)だけで、冷凍とうふ工場能力倍増、神戸工場ハンバーグ能力増、関東チョコレート新工場、大豆たん白工場新設備、たん白食品つくば新工場、ホイップドクリーム工場新設、大豆多糖類工場能力増、不二バター・合志商事の経営引継ぎ等があります。これらを、一つ一つを活かすことです。

一方海外で生産したものは「現地で売る」ことに力を入れます。そして、今年中に次の中計(2003~2005年)を作成しますが、更なる成長を目指します。
最後になりますが、今年は実行の年(売上拡大、コストダウン)です。皆さん力を合わせ、また一歩前進しましょう。

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