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久保田隼人理事(前専務)が文部科学大臣賞を受賞

2002月4月5日

文部科学省は4月4日科学技術で顕著な業績をあげた研究者などを表彰する2002年度文部科学大臣賞の受賞者を決定しました。不二製油株式会社前専務の久保田隼人理事は「植物性油脂を利用した乳酸発酵食品の開発」についてその功績を認められ「文部科学大臣賞」を受賞することになりました。
 
久保田理事は、植物性油脂と脱脂乳からクリームを調製し発酵させるチーズの製造に、特定油種の選択と特定の硬さに整える加工を施し、さらに、乳酸発酵後に殺菌することを考案しました。これにより、安定性と日持ちを格段に向上させ、日本人の嗜好に合うあっさりしてマイルドな風味の植物油脂製チーズとなり、製菓・製パンなどの食品用素材としての用途を拡大したものです。
また、豆乳の乳酸発酵の研究にも取組み、風味の優れた豆乳ヨーグルトを開発し、厚生省から我が国で初めてコレステロールを低下させるヨーグルトとして特定保健用食品の認可を受けました。
今回の受賞は、これらの開発により機能性の高い乳酸発酵食品を安価に提供することによって、食生活の多様化や健康、食品業界の発展に貢献したことが認められたものです。
 
不二製油では早くから乳酸発酵をはじめ、さまざまな発酵や酵素の研究に取り組み、多くの特許を取得し、基幹技術の一つに位置づけ、その工業化・製品化を図ってきました。
代表的な技術、製品は 酵素リパーゼを活用した不二製油の代表基幹技術「酵素エステル交換」によるスペシャリティ油脂、植物性油脂を利用した乳酸発酵食品「植物性チーズ・クヴァール」「マスカポーネ」シリーズや製菓・製パン用フィリング素材「ケーゼ」シリーズ、消費者用製品「豆乳で作ったヨーグルト」、さらに大豆たん白分野にも、分離大豆たん白の製造工程にプロテアーゼを利用した連続酵素反応処理製品「フジソフト」シリーズ、大豆たん白を酵素分解した「大豆ペプチド」、など多岐にわたっています。

表彰式は4月17日東京・虎ノ門パストラルで行われる予定です。


以上

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