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サステナビリティ

サステナブル調達

考え方

不二製油グループの基幹原料であるパームやカカオなどの農作物は、現場(農園)での環境・人権問題が社会的に懸念されています。また、製品供給の責任を果たすためにも、持続可能な方法で生産された、高品質で安全な原材料の安定的調達が重要だと考えます。当社グループは社会的存在として、環境的・社会的・経済的に持続可能な調達活動を推進します。

推進体制

サステナブル調達は事業戦略上の重要テーマの一つとして捉え、不二製油グループのCSO(Chief Strategy Officer)のもと、事業戦略部門の活動テーマとして推進しています。また、取締役会の諮問機関である「ESG委員会」内に「サステナブル調達分科会」を設置し、原材料調達における環境・人権リスクの低減や安定調達について、取締役会に具申・報告がなされています。

トピックス「従業員へのインセンティブ」
事業活動を通じて社会に貢献する優れた取り組みを行った部門・グループ会社を評価する目的で、2016年以降、表彰制度「経営賞」において「CSRの部」を設けています。これまでに「パーム油のサステナブル調達」「シアナッツのサステナブル調達」について取り組みを推進した担当部門が、この「経営賞CSRの部」の表彰を受けました。

主原料のサステナブル調達

パーム油

考え方

パーム油と不二製油グループ

パーム油は、東南アジアなどの熱帯地域に生息するアブラヤシから取れる油です。ほかの植物性油脂と比べて加工しやすく安価なため、食品から化学品まで幅広く使われており、世界の植物性油脂原料の中で最大の生産量となりました。しかし、市場規模が拡大する一方で、パーム農園がある地域において、農園開発に起因する環境問題や児童労働・強制労働などの人権問題が危惧されています。
不二製油グループは、基幹原料の一つとしてパーム油の可能性を追求し続け、新しい食文化を切り拓いてきました。パーム油の持続可能な調達を目指すことは社会的責任であると考えています。

パーム油のサプライチェーンと不二製油グループの位置づけ

<パーム油のサプライチェーン(イメージ)>

責任あるパーム油調達方針

2016年3月、不二製油グループとして「責任あるパーム油調達方針」(以下、本方針)を策定し、公表しました。本方針では、人々と地球環境を尊重するサプライヤーから責任ある方法で生産されたパーム油を調達することを約束しています。当社グループは、ステークホルダーと協働して調達方針に即した調達に努めています。今後も、パーム油が持続可能な油脂原料として世界に受け入れられるよう、責任あるパーム油調達を推進していきます。

責任あるパーム油調達方針PDF(1.54MB)

目標

  • 不二製油グループのパーム油サプライチェーンにおけるNo Deforestation, No Peat, No Exploitation(森林破壊ゼロ、泥炭地開発ゼロ、搾取ゼロ)の実現
  • 2020年までに搾油工場までのトレーサビリティ(Traceable To Mill)100%

*泥炭地:地中に炭素を大量に固定している土地のこと。泥炭地の開発によって、大量の温室効果ガスが大気中に排出される。

進捗

2017年度の主な進捗は以下の通りです。

  • 2017年5月、支援先のパーム油小規模農家(マレーシア サバ州)のうち55件が、支援の結果RSPO認証を取得した。
  • 不二製油グループのパーム油一次精製会社であるパルマジュ エディブル オイル(マレーシア)におけるサプライチェーン改善活動の結果、2017年12月末までにパルマジュ エディブル オイルの原料サプライヤーで働く移民労働者230人にパスポートを返却した。
  • 2017年3月、主要サプライヤーに対し当社グループの考え方を説明し、NDPEに関する意思合わせ・協力要請を行った。
  • 2018年5月、責任あるパーム油調達方針に基づくグリーバンス(苦情処理)メカニズムを構築・公表した。

責任あるパーム油調達方針に基づき、半年に一度進捗状況を開示しています。2017年度の進捗につきましては、以下のURLをご覧ください。

*RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議):Roundtable on Sustainable Palm Oilの略。パーム油生産業、搾油・貿易業、消費者製品製造業、小売業、銀行・投資会社、環境NGO、社会・開発系NGOの協力のもとで運営されている非営利組織。

具体的な取り組み

サプライチェーン改善活動

調達方針に基づき、パーム油生産現場(農園)での環境・人権問題を解決するために、サプライチェーン改善活動を実施しています。不二製油グループの中で、サプライチェーン上でパーム油生産現場により近い位置にある一次精製会社(パルマジュ エディブル オイル)については、搾油工場と連携したサプライチェーン改善活動を展開しています。
パルマジュ エディブル オイル以外のサプライチェーンについては、基本的には直接サプライヤーとのエンゲージメント(積極的働きかけ)を推進することで、サプライチェーン改善を図ります。一部のサプライチェーンについては、改善活動をサプライヤーと協働で開始しています。2018年度より、インドネシアおいては環境リスクの高い農園地域を対象とした改善活動を開始し、マレーシアでは移民労働者の権利を守るためのフォーラム(Ethical Recruitment Forum)への参画を開始しました。

<サプライチェーン改善活動の全体像>

サプライチェーン改善活動の全体像

1. トレーサビリティの向上によるサプライチェーンの把握

サプライチェーンを改善するためには、不二製油グループが購入・使用するパーム油について、どの地域で生産されたものなのかを特定する必要があると考えています。2020年までに、搾油工場までの完全なトレーサビリティ*を実現することを第1段階の目標とし、NPOのThe Forest Trustおよびサプライヤーとの協働で、トレーサビリティの向上に取り組んでいます。2017年下期の搾油工場までのトレーサビリティは95%でした。

*トレーサビリティ:食品の安全確保のため、生産履歴や流通経路を明らか(トレーサブル)にすること。その仕組み。

2. パルマジュ エディブル オイル(マレーシア) サプライチェーン改善活動

2016年10月より、不二製油グループのパルマジュ エディブル オイル(マレーシア)において、サプライチェーン改善活動を開始しました。初めに、同社のサプライヤー(搾油工場)に対して当社グループの調達方針を共有しました。その後、同社のサプライヤーのうち1社と、その搾油工場に関連するディーラーや農園の現地視察を行い、調達方針との適合性を評価し、課題の改善・是正を支援しました。支援の結果、2017年12月には、パルマジュ エディブル オイルのサプライヤーである搾油工場や農園で働く200名以上の移民労働者にパスポートが返却され、300名の移民労働者が彼らの理解できる言語で雇用契約書を締結することができました。また、評価対象以外のサプライヤーに対しても情報共有のためのセミナーを2回開催しました。2018年度は、同社のすべての直接サプライヤーに対し、セルフアセスメントツールおよび課題改善ノウハウを提供することで、さらにサプライチェーンの改善を進めていきます。

*改善活動の実績を動画にまとめています。下記URLをご参照ください。

https://www.youtube.com/watch?v=sUWBgu07Tp8&feature=youtu.be

3. サプライヤーとのエンゲージメント

不二製油グループのパーム油サプライチェーン全体を改善するためには、サプライヤーとのエンゲージメントが肝要だと考えています。2017年度は、主要サプライヤーとの直接エンゲージメントを行いました。エンゲージメントでは、当社グループの調達方針についてご理解いただいたほか、サプライチェーン上のリスクや、問題が発生した際のグリーバンスメカニズムの連携について協議いたしました。2018年度は、当社グループのすべてのパーム油直接サプライヤーに対してセルフアセスメントツールを送付することで、エンゲージメントを拡大・強化する予定です。

RSPO

パーム油の持続可能な生産・消費体系を構築する趣旨に賛同し、不二製油グループは2004年より、RSPOに加盟し、認証油の取り扱いを進めてきました。
RSPO認証油の需要は欧州・米国を中心に高まっており、2017年、不二製油グループの認証油取扱量は約12万トンに増加しました。これは、当社グループのパーム油取扱総量の約17%です。認証油の要望に対応するため、欧州でのタンク増設やグループ間のサプライチェーン改善、事業所のサプライチェーン認証取得などに積極的に取り組んでいます。

*私たちの進捗状況を下記URLでチェックしてください。

https://www.rspo.org/

マレーシア・ボルネオ島での小規模農家支援活動

パーム農園における環境・人権問題の要因の一つとして、小規模農家による生産性の低い農園運営が指摘されています。小規模農家が環境的・社会的・経済的に持続可能な農園運営のノウハウを得られるよう、不二製油グループは2016年1月、サプライヤーとWild Asia(NGO)による小規模農家支援プロジェクト(WAGS:Wild Asia Group Scheme)に参画しました。本プロジェクトでは、不二製油グループのサプライチェーンの一部の小規模農家(約110軒)における生産性向上と労働環境改善を目指し、4年間の教育支援を行います。
2017年5月には、支援先の農家55軒がRSPO認証を取得しました。このことは、支援の結果、小規模農家が人権・環境に配慮したパーム油生産を行えるようになったことを意味しています。また、農薬の適切な使用方法を伝授したことで、小規模農家からは「使用する農薬量が減少し、コストカットにつながった」とコメントを得ています。今後も現地との対話を重視し、支援を継続していきます。

ユニフジ(マレーシア)の設立

持続可能なパーム油調達を推進し、顧客や消費者に責任ある製品供給を果たすことは、不二製油グループの事業戦略上でも重要なテーマとして位置づけています。ユニフジは、持続可能なパーム油に対して志を共にするパートナーであるUNITED PLANTATIONS社との合弁会社です。合弁先のUNITED PLANTATIONS社では、労働者の人権や環境に配慮した、持続可能な農園運営が行われています。ユニフジは、UNITED PLANTATIONS社の農園から、高品質かつ持続可能な原料となるパーム油を確保し、当社グループの強みである分別技術をもとに、高付加価値のパーム油製品を生産・販売します。2018年後半に操業開始予定のユニフジの工場は、UNITED PLANTATIONS社の農園内に位置し、バイオマスと排水からのエネルギーを利用しています。

グリーバンス(苦情処理)メカニズム

「責任あるパーム油調達方針」を実現する目的で、2018年5月にグリーバンスメカニズムを構築・公表しました。このグリーバンスメカニズムは、ステークホルダーから不二製油グループに提起された問題について、「責任あるパーム油調達方針」に基づき対応するものです。透明性を持ってグリーバンスに対応するため、当社グループウェブサイトに「不二製油グループ グリーバンスWEBページ(英語)」を設置しています。本ウェブサイトにおいて、少なくとも四半期に一度進捗状況を更新し、ステークホルダーの皆様への情報開示に努めています。

グリーバンスWEBページは以下のURLをご参照ください。

https://www.fujioilholdings.com/en/csr/grievance_mechanism/

育種研究

パーム油の消費量が世界的に拡大する一方、アブラヤシの栽培に適した地域は非常に限られていることから、アブラヤシの品種改良によって生産性と品質を高め、単位面積当たりの収穫率を向上させていくことが求められています。不二製油グループでは、世界最大のパーム油生産国であるインドネシアの研究機関、インドネシア技術評価応用庁(Badan Pengkajian dan Penerapan Teknologi:BPPT)と「パームの生産性の向上および高品質化に向けた共同研究」を2011年より実施しています。これまで、アブラヤシの優良苗の生産や品種改良につながる組織培養技術の大幅な改良に成功するなど、インドネシアでのパーム研究の発展に寄与しています。今後も、パーム油産業の発展に貢献していくとともに、パーム農園の拡大に伴う熱帯雨林の減少などの地球環境問題の改善を図り、持続可能なパーム油生産に貢献していきたいと考えています。

  • 育種研究01
  • 育種研究02

業界との協働

The Consumer Goods Forum Japan Sustainability Local Group パーム油ワーキンググループ

不二製油グループは、消費財の国際的な業界団体であるThe Consumer Goods Forum(CGF)の Japan Sustainability Local Groupの一つである「パーム油ワーキンググループ」に参画ししています。「パーム油ワーキンググループ」には、最終製品メーカーや小売・卸売企業などさまざまな業態のメンバーが参画し、日本社会において持続可能なパーム油調達を実現する目的で、情報収集および協議を行っています。

持続可能なパーム油会議(Japan Sustainable Palm Oil Conference)

2017年11月、日本社会として持続可能なパーム油調達を考えるためのイベント「持続可能なパーム油会議(Japan Sustainable Palm Oil Conference)」に協賛し、パネルディスカッションに登壇しました。現地NGOと連携したサプライチェーン改善活動や小規模農家支援について紹介し、日本社会に対して、広く情報共有・課題提起を行う機会となりました。

カカオ

考え方

チョコレートの需要は世界的に一層高まっていますが、その原料であるカカオ農園では、農家の離農や高齢化、カカオツリーの老齢化、気候変動による生産地への影響、知識や資材不足による生産効率の低さといった供給面の問題から、将来的な需給のひっ迫が懸念されています。さらに、小規模農家が大半を占めるカカオ農家の貧困や児童労働、森林破壊、土壌汚染など、複雑に絡み合った人権および環境面での問題が指摘されています。
不二製油グループにとって、カカオは基幹原料の一つです。当社グループが将来にわたり、持続可能なカカオを使用した製品を通じて食の喜びを届け続けるため、「不二製油グループ 責任あるカカオ豆調達方針」を策定いたしました。本方針に基づいて、持続可能なカカオ原料の調達活動を行うことを目指しています。

責任あるカカオ豆調達方針PDF(166KB)

目標(策定検討中)

責任あるカカオ豆調達方針を実現するための目標を、現在検討・策定中です。

進捗

  • 持続可能な方法で生産されたカカオを安定的に調達するための戦略の検討
  • 「責任あるカカオ豆調達方針」の検討

具体的な取り組み

コミュニティへの支援活動

ガーナでの支援活動

カカオ豆の主要原産国の一つに、アフリカのガーナがあります。不二製油(株)は、2014年以降、カカオ豆購入代金の一部を利用し、ガーナのサプライチェーン上のコミュニティ支援を行っています。これまでに、支援先コミュニティにおいて、「井戸の建設(2014年)」および「収穫率の改善のための研究(2016年~)」を行ってきました。

井戸の建設(2014年)

以前は清潔な飲用水へのアクセスが悪く、汚染された池・河川の水の使用による健康問題や、子どもが遠くまで水を汲みに行くことで学校教育の機会を失う問題を抱えていました。井戸を建設してからは、井戸水を飲料用・調理用に活用するほか、遠く離れた隣の村からも水を汲みに来る人もいるなど、現地の人々からは「飲料用の綺麗な水が手に入るので、毎日使っている」など喜びの声が多く寄せられています。

収穫率の向上のための研究(2016年~)

デモ農園を選定し、異なる条件で育成したカカオの収穫量を研究しています。デモ農園の収穫量は、2017年10-12月は前年同時期と比較し、18%の増加となりました。また、デモ農園近隣エリアのカカオ生産者への農法教育を実施しています。教育内容は、「農園の管理(除草および剪定の重要性)」「農薬の管理方法」「カカオの収穫および収穫後の管理方法」などです。デモ農園でのさらなる収穫量向上が確認された際には、近隣の生産者へ情報提供を行い、コミュニティでの生産量増加につなげたいと考えています。

今後も、カカオ豆の持続可能な生産・消費体系構築を目指し、生産者の支援を継続していきます。

  • コミュニティの子どもたち

    コミュニティの子どもたち

  • 収穫率を研究するためのデモ農園の看板

    収穫率を研究するためのデモ農園の看板

世界カカオ財団(WCF)への参画

不二製油グループは2012年より、世界カカオ財団へ加盟しています。世界カカオ財団はカカオ産業の持続可能な進展を目指しており、「WCFサステナビリティ3 原則」のもと、農家への支援活動などを行っています。

世界カカオ財団の3原則

  • world Cocoa Foundation
  • WCFサステナビリティ3原則

認証カカオ原料の取り扱い

Fair Trade

FAIRTRADE

フジオイル ヨーロッパ(ベルギー)では、開発途上国の原料や製品を購入することを目指すフェアトレード認証を取得しています。お客様のご要望に応じて、フェアトレード認証の原料を使用した製品を生産・販売しています。

UTZ

UTZ

不二製油(株)関東工場、フジオイル ヨーロッパ(ベルギー)、ウッドランド サニーフーズ(シンガポール)、フレイアバディ インドタマ(インドネシア)では、持続可能な農業のための国際的な認証プログラムである「UTZ認証」を継続的に取得しており、今後もお客様のご要望に対応していきます。

大豆

考え方

大豆は、冷帯から熱帯まで幅広い地帯で栽培される植物ですが、大豆の生産地では、農園開拓による森林破壊や、農薬散布による農園地域の土壌汚染などが懸念されています。不二製油グループは、大豆が世界の食糧危機を救うと信じ、1957年以降、他社に先駆けて食品素材としての大豆の可能性を追求してきました。大豆事業を通じて社会課題解決に貢献すべきと考え、地球環境と社会に配慮した調達活動を目指しています。

具体的な取り組み

不二製油グループが調達する大豆の産地

当社グループは、北米産、中国産、日本産の大豆原料のみを調達しています。

非遺伝子大豆の調達

遺伝子組み換え原料は、その栽培方法が生物多様性の破壊につながるのではないかという観点から、一部で疑問視されていますが、不二製油グループでは非遺伝子組み換え大豆のみを調達しています。北米では、遺伝子組み換え大豆*1と非遺伝子組み換え大豆がともに多く流通しているため、北米産大豆に関しては栽培、輸送および保管において厳しい分別管理を行っています。
大豆の主要な調達先である中国では、遺伝子組み換え大豆の栽培は禁止されていますが、近年は搾油原料として海外産の遺伝子組み換え大豆が輸入されており、年々、非遺伝子組み換えを厳格に分別管理することの重要性が増してきています。吉林不二蛋白(中国)では2013年にIP認証*2を取得するとともに、グループで連携し不二製油(株)で得た管理ノウハウを取り入れ、厳しい管理要求に継続的に対応しています。

*1 遺伝子組み換え大豆:安定的に大豆を収穫するために除草剤耐性などの機能を、遺伝子を組み換えることで付与した大豆。世界の大豆生産量の3/4以上を占める一方、その栽培方法による環境への影響などが疑問視されている。
*2 IP認証:非遺伝子組み換え大豆製品の供給チェーンであることの認証。

シアナッツ*

考え方

チョコレートやチョコレート利用食品の多様化する需要に応えるため、ココアバター代用脂(CBE:Cocoa Butter Equivalent)も多様化しています。優れたココアバター代用脂づくりに不可欠な原料の一つに、アフリカ原産のシアバターがあります。近年は化粧品利用などでも知名度が高くなっていますが、食用への利用も古くから行われています。不二製油グループは、事業を通してシアナッツ生産地域が経済・社会・環境の観点から持続可能な発展をすることに寄与したいと考えています。当社グループのインターナショナル オイルズアンド ファッツ(ガーナ)は、シアバターの分別工程を自社で行うことにより、現地(ガーナ)で製品の付加価値を上げ、現地経済や雇用機会の創出に貢献しています。

*シアナッツ:シアバターの木の種子のことで、主な生産地はナイジェリア、マリ、ブルキナファソ、ガーナなど。シアナッツから製造されるシアバターは食品、化粧品や石鹸に使用される。

具体的な取り組み

Global Shea Alliance (GSA)への参画

シアナッツ産業においては、約1,600万人が従事するといわれる西アフリカ女性たちによる収穫作業なくしては持続が困難です。ジェンダー平等の実現、生活レベルの確保、収穫時の労働安全の確保が重要になります。また環境面では、現地の人々の生活燃料確保のため、樹木伐採問題なども指摘されつつあります。これらの課題は1社のみで解決できることではなく、31国 430会員(2017年3月現在)からなるGlobal Shea Alliance(GSA)で議論がなされています。2017年3月、ベナンのコトノウで行われた総会には不二製油グループとして参加するなど、GSAを通じたステークホルダーとのネットワーキングおよび情報収集を進めています。

シアバターの木
シアバターの木

UNDPプロジェクトへの参画(ガーナでのシア栽培を通じた地域復興・女性の地位向上・環境保護の推進)

不二製油グループ本社およびフジオイル ヨーロッパ(ベルギー)は、国連開発計画(UNDP)が主催する「Ghana Shea Landscape REDD++Project」への参画を検討しています。本プロジェクトでは、シアナッツ産業がコミュニティの活性化および女性の地位向上を推進し、環境に対する負の影響を低減するため、就業機会の創出や植林活動、コミュニティ形成支援など、多角的な活動を行う予定です。

原材料の安定調達

考え方

持続可能な方法で生産された原材料を安定的に調達する上で、気候変動による作物の不作や自然災害によるサプライチェーンの寸断は大きな影響をもたらします。このような調達リスクへの対応として、原材料を安定的に調達できるよう、平時の体制構築に努めています。

購買基本方針

不二製油(株)では2010年に「購買基本方針」を定め、それに基づき、すべての調達活動を展開しています。

  • 法令、社会規範を遵守し、幅広くお取引先様から公平・公正な取引のもと、良い品質の原材料を適正な価格で安定的に調達いたします。(公平、公正、遵法・倫理性)
  • 上記目標を達成するために、お取引先様と共同の創造的活動により連携を深め、共存・共栄を果たしていきます。(パートナーシップ)
  • 持続的発展可能な社会の実現への貢献を目指すために、地球環境や労働、人権などに配慮した調達を行います。(社会的責任)

目標

2020年、安定調達の体制が構築されている状態

進捗

安定調達を果たすため、以下の施策を継続している

  • 産地の複数化
  • 複数のサプライヤーからの購買
  • グループ各社間の購買連携システムの導入

具体的な取り組み

気候変動による調達リスクへの対応

地球温暖化は気温上昇、海面上昇、降水量の変化を引き起こし、洪水や干ばつ、熱波などの異常気象を増加させる可能性が指摘されています。
農産物を原料としている不二製油グループにとって、こうした気候変動は原料の需給を大きく変化させる可能性が高く、安定的な原料調達への大きな脅威となります。これらのリスクに備えるため、安定供給が期待できる特定のサプライヤーとの長期契約による原材料の確保に加え、産地やサプライヤーの分散による複数購買化を進めています。

大規模災害等による調達リスクへの対応

大地震などの大規模災害の発生時において、サプライチェーン全体で事業継続することは重要な課題です。日本のグループ各社では、災害による原材料などの供給遅滞リスク対策として、アンケートを通してお取引先様の対応体制を確認しています。2017年度にはBCPアンケートにご協力いただき、72%のメーカー様からそれぞれのBCP*対策により、供給継続は可能とのご回答をいただきました。「復旧するまで供給は不可能」と回答された22%のメーカー様、および「原料手当てに問題がある」と回答された6%のメーカー様には、追加確認を行い、サプライチェーンのBCP構築、および複数購買を含めた代替品での継続確保を進めています。
また昨今の日本社会では、人手不足、特に深刻な運転手不足により、タイムリーなデリバリーに支障をきたす状況も現れています。安定的に原料を調達し事業を継続し続けるため、事業所周辺の倉庫にも原料を納入いただき保管するなどの対策をお取引先様の協力のもとで推進しています。このような環境変化に対応すべく、国内グループ会社4社では、事業を継続するためのグループサプライチェーンの見直しの一環として、共通原料化などによる集中購買も進めていきます。

*BCP:Business Continuity Planning(事業継続計画)の略称。

CSR調達ガイドラインとサプライヤーアンケートの実施

CSR調達ガイドライン

持続可能な調達のためにはお取引先様との協業が重要であるという考えのもと、不二製油(株)、トーラク(株)、フジフレッシュフーズ(株)、オーム乳業(株)の国内グループ4社のお取引先様への御願い事項を「CSR調達ガイドライン(第2版)」として策定・公表しています。

CSR調達ガイドライン(第2版) PDF(300KB)

サプライヤーアンケートの実施による安定調達推進

CSR調達ガイドライン(第2版)に基づいた調達の実現を目的に、2016年3月にお取引先であるメーカー様および商社様に対してアンケートを実施し、供給原料の安全維持活動を会社組織で対応いただける商社様を特定いたしました。さらに、2017年度には、使用原料すべての安全確認(工場点検等)をメーカー様・商社様にご協力いただき、70%のメーカー様で大きな問題のないことが確認出来ました。
今後は食の安全向上に向けて、さらにご理解・ご協力をいただきたい30%のメーカー様への再確認・改善のお願い等を進めていきます。また、2017年11月に実施したBCPアンケートの結果も踏まえ、「安心・安全で持続可能な原料」を、安定・継続して供給していただくために、定期的に調達方針を発信し、お取引先様とのコミュニケーションを強化していきます。

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