サステナビリティ
ステークホルダーエンゲージメント
不二製油グループのステークホルダー
当社グループは、事業活動が正・負の影響を及ぼし得る主要なステークホルダーを以下の通り特定しています。
主要なステークホルダー | コミュニケーション(頻度) |
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従業員 |
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株主・投資家 |
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顧客 |
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消費者 |
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取引先/業務委託先 |
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地域社会 |
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NGO・NPO/有識者 |
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学術機関 |
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ステークホルダーとの対話
不二製油グループが社会の一員として、ステークホルダーとの対話を通して当社グループに対する懸念や期待を把握することは、ESG経営のベースとなる重要な活動です。ステークホルダーあるいは有識者との対話を通して、サステナビリティに関する当社グループへの期待やアドバイスを把握し、活動の改善に努めています。ステークホルダーとの対話の結果はマテリアリティの特定やサステナビリティレポートの制作といった活動にも役立てています。
ステークホルダーからの意見・アドバイス(例) | 当社の活動 |
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2016年9月 ビジネスと人権指導原則を参考にすべき | 2017年4月 人権方針の策定・人権デュー・ディリジェンスの導入 |
2017年9月 重点テーマの特定プロセスを見える化すべき | 2018年1月~4月 マテリアリティマップを使った重点テーマの見直し |
2017年11月 苦情処理メカニズムの構築を図るべき | 2018年5月 苦情処理メカニズムの構築・公表 |
2018年4月 パーム油苦情処理メカニズムの運用に際して、サプライチェーンの情報を開示すべき | 2018年6月 搾油工場(ミル)リストの公表 |
2019年 パーム油苦情処理メカニズムの運用に際して、以下を対応すべき
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2020年4月 左記を踏まえた改訂版グリーバンスプロシージャーの公表 |
2019年9月 糖分摂取過多が社会課題となる中で、不二製油グループのスタンスを開示すべき | 2020年度マテリアリティとして「糖の摂取過多への対応」を特定し、サステナビリティレポートでの開示を開始 |
ステークホルダーとの対話として、「ビジネスと人権に関する有識者ダイアログ※」を設けています。本助言はその中でいただいたものです。
※ ダイアログの詳細については、以下のURLをご参照ください。
外部イニシアチブへの参画
ステークホルダーと協働して社会課題解決に貢献するために、外部イニシアチブに参画しています。
【参画・賛同している主要な外部イニシアチブ】
- 国連グローバル・コンパクト
- The Consumer Goods Forum
- RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)
- Global Shea Alliance
- World Cocoa Foundation
- Science Based Targets イニシアチブ
- TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)
- JaSPON(Japan Sustainable Palm Oil Network)
- 開発途上国におけるサステイナブル・カカオ・プラットフォーム
- RTRS(Round Table on Responsible Soy)

不二製油グループは、2013年1月、国連グローバル・コンパクトに署名しました。人権・労働・環境・腐敗防止の4分野10原則を実践していくことで、当社グループだけでなく、社会全体の持続可能性向上への貢献を目指しています。
当社グループは国連グローバル・コンパクトに賛同し署名しています。
社会からの評価
2019年度は、以下の評価をいただきました。
分野 | 社会からの評価(一例) |
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社会とのコミュニケーション | 20年2月 GPIF発行レポート「改善度の高い統合報告書」に選出 20年2月 日経アニュアルリポートアウォード 優秀賞受賞 |
ESG全般 | 19年12月 MSCIジャパンESGセレクトリーダーズ構成銘柄入り |
環境 |
![]() 20年2月 CDP森林「A」評価
20年1月 CDP気候変動「A-(マイナス)」評価 20年2月 CDP水「A-(マイナス)」評価 |
女性活躍 | 17年8月 日本 厚労省「プラチナくるみん」認定 19年12月 MSCI日本株女性活躍指数構成銘柄入り |
健康経営 | 20年3月 日本 経産省「健康経営優良法人ホワイト500」認定 |