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決算

不二製油グループ本社

2016年3月期 第3四半期 決算

2016年2月5日

(注)本決算中の金額は百万円未満を切り捨てて表示しております。

2016年3月期 第3四半期 決算を2月5日(金)午後、東京証券取引所記者クラブで発表いたしました。概要は次の通りです。詳細は決算短信(PDF)をご覧ください。

2016年3月期 第3四半期の連結業績 (2015年4月1日~2015年12月31日)

連結経営成績(累計)

(%表示は、対前年同四半期増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主に帰属する
四半期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%)
2016年 3月期
第3四半期
214,413 6.4 12,632 16.8 10,406 △2.7 6,386 △14.1
2015年 3月期
第3四半期
201,568 7.1 10,810 △11.0 10,696 △9.3 7,435 11.3

(注) 包括利益 2016年3月期第3四半期 △64百万円( △100.5%)  2015年3月期第3四半期 12,245百万円( △0.5%)

2016年3月期第3四半期の概況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府や日本銀行による金融・財政政策の効果を背景にして穏やかな回復基調が続いております。海外経済は穏やかに回復傾向ではあるものの、中国や新興国を中心とした経済成長の鈍化などにより、世界的な景気の減速懸念が広がり、先行き不透明な状況が続いております。
 当社グループを取り巻く国内食品業界では、円安状態の継続により原材料価格が高止まりし、依然として厳しい事業環境が続きました。

 この様な状況の中、当社グループはローリング中期経営計画「ルネサンス不二2017」(2015年4月~2018年3月)において、「グローバル経営の推進・加速」「技術経営の推進・加速」「サステナブル経営の推進・加速」を基本方針として、成長戦略、収益構造改革、サプライチェーンの構築により事業体質の強化を図り、顧客ニーズに即した製品開発、高機能素材の供給に取り組んでまいりました。

 以上の結果、当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高は2,144億13百万円(前年同期比6.4%増)、営業利益は126億32百万円(前年同期比16.8%増)、経常利益は104億6百万円(前年同期比2.7%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は63億86百万円(前年同期比14.1%減)となりました。

 セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

油脂部門

 国内では、フライ油・製菓用油脂などのヤシ油・パーム油・チョコレート用油脂の販売数量が増加したこと等により増収となりました。
 海外では、主に米州での販売が伸長したことや、円安による円換算額の増加も寄与し、増収となりました。
 利益面では、アジアでの増益貢献により、海外全体で増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は815億83百万円(前年同期比5.5%増)、セグメント利益(営業利益)は46億62百万円(前年同期比11.9%増)となりました。

製菓・製パン素材部門

 国内では、チョコレートは主にスイートチョコレート類が伸長したことにより増収、クリーム・調製品は減収、マーガリン・ショートニング・フィリング類は増収となり、国内全体では増収となりました。
 利益面では、原材料価格の上昇の中、販売の伸長および販売価格改定の効果により、増益となりました。
 海外では、チョコレート・クリーム・マーガリン・フィリング類が順調に伸長したことにより増収となりました。
 利益面では、ブラジルの連結子会社ハラルド社の株式取得関連費用を計上したことによる経費増加があり、減益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は1,019億72百万円(前年同期比7.9%増)、セグメント利益(営業利益)は68億85百万円(前年同期比9.2%増)となりました。

大豆たん白部門

 大豆たん白素材は、食肉・水産向けが減少しましたが、健康食品・惣菜・加工食品向けが伸長し増収となりました。
 大豆たん白機能剤は、飲料用途が伸長し増収となりました。大豆たん白食品は、即席麺・給食・水産市場向けが減収となりました。豆乳は、豆乳飲料などが順調に推移し増収となりました。
 これにより当部門全体は増収となりました。
 利益面では、販売の伸長による利益増加や経費削減等により、増益となりました。
 以上の結果、当部門の売上高は308億57百万円(前年同期比3.9%増)、セグメント利益(営業利益)は10億84百万円(前年同期比220.3%増)となりました。

2016年3月期の連結業績予想 (2015年4月1日~2016年3月31日)

(%表示は、対前年増減率)

  売上高 営業利益 経常利益 親会社株主
に帰属する
四半期純利益
1株当たり
当期純利益
百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 百万円 (%) 円 銭
通期 300,000 10.3 16,000 12.6 14,400 7.4 9,500 1.8 110.52

(注)直近に公表されている業績予想からの修正の有無 : 無

  • 連結業績予想に関する定性的情報
    2015年11月6日発表の通期の業績予想は修正しておりません。
    今後の事業環境の変化を見極めた上で、見直しの必要が生じた場合には、速やかに開示いたします。
  • 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
    本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。

以上