グループ会社一覧

ニュースリリース

トピックス

不二製油グループ本社

ミラノ万博記念 日・伊食文化交流プロジェクト記者発表会を開催 社長の清水が代表挨拶

2015月5月19日

2015年5月よりイタリア・ミラノで開催されているミラノ国際博覧会を記念し、東京の在日イタリア大使館にて、両国の食文化交流促進を目的としたプロジェクト“地球と人にやさしい食「大豆ルネサンス」”の記者発表会が開催されました。
駐日イタリア大使ドメニコ・ジョルジ氏の挨拶に続き、プロジェクト協賛企業を代表して挨拶に立った当社社長清水は、当社の新しい大豆の分離分画技術USS(Ultra Soy Separation)製法を紹介し、「不二製油は創業以来、大豆を研究しており、将来世界の人々に健康とおいしさで貢献することになる、との思いで続けてきた」と大豆の将来性と社会貢献への信念を語りました。
レセプション(試食会)では、イタリア大使夫人リータ・マンネッラ・ジョルジ氏の菜園で収穫した野菜を使用した身体に優しい料理、日本料理の巨匠 菊乃井 村田吉弘氏による日伊の食材を使った世界に通用する和食、イタリア料理の巨匠 イル ギオットーネ 笹島保弘氏が「大豆」を使った新感覚のイタリアン「ソイタリアン」を披露しました。
さらに、特別ゲストの女優の杏さんからは、食と健康へのこだわりや、ご自身の大豆を使った料理、大豆食の価値について、エピソードを交えてお話しいただきました。

■大豆ルネサンスについて
 地球温暖化、異常気象による農作物の不作、食品の安全性や世界人口増加の問題などで、将来慢性的な食糧不足が懸念されるなか、広範囲の気候で育ち、他の農作物より少ない水で実り、植物の中でも唯一肉に匹敵するたん白質を含有する大豆は、これまで以上に注目されています。
 大豆ルネサンスとは、次世代に対して多様性と持続可能性のある食、「大豆」の価値をもう一度見つめ直し、新たな価値を創造することです。
■日・伊「食文化交流」プロジェクトについて
 日本とイタリアの食文化交流を目的に、ミラノ万博スローフード館にて人類を支える食としての和食を発信、食科学大学(スローフード大学)での「和食」を科学的に紹介する講演や、ALMA国際イタリア料理学校の生徒を対象とした料理コンテスト開催などの活動をします。
■ソイタリアンについて
 世界で注目が高まる和食材「大豆」を活かした、おいしくてヘルシーな新感覚イタリアン「ソイタリアン(Soy-Italian)」。ソイタリアンには当社のUSS製法から生まれた「豆乳クリーム」・「低脂肪豆乳」が活用されています。
■USS製法について
 生乳の分離法に近い方法で大豆を分離するもので、従来の豆乳にはなかった、おいしさ、機能が多く確認されています。2015年ミラノ万博日本館にて、日本のすぐれた食品加工技術として紹介されました。世界初の特許製法USS(Ultra Soy Separation)からは、新豆乳素材の「豆乳クリーム」と「低脂肪豆乳」が誕生。詳しくは下記リンクをご参照ください。
https://www.uss-fujioil.jp/about/index.html

USS製法によってつくられた料理 女優 杏さんも絶賛の味わい!