「公益財団法人　不二たん白質研究振興財団」
第18回研究報告会が開催されました

　大豆たん白質の栄養に関する基礎的、応用的研究の進歩を目的に設立された「公益財団法人不二たん白質研究振興財団」は、昨年度助成した研究の成果を発表する「第18回研究報告会」を2015年5月25日（月）、26日（火）に東京・港区のWTCコンファレンスセンターにて開催いたしました。

　今年は、2014年度に実施された研究に対し、37件の研究報告がありました。特定研究では３ヵ年に亘る大豆食物繊維の学校給食への利用研究について総括報告があり、児童生徒の腸内細菌の分析など貴重な研究が発表されました。
　一般研究では基礎から応用まで広い分野に渡って多彩な報告があり、また若手研究者によるポスター発表も行われました。
　懇親会では新たに就任した清水理事長の挨拶があり、不二製油提供の試食品や展示も行われました。

　尚、発表内容は、研究報告会誌で2016年６月刊行予定です。

　●公益財団法人不二たん白質研究振興財団　ホームページ
　http://www.fujifoundation.or.jp/


※ 不二製油株式会社は、1979（昭和54）年、当財団の前身である「大豆たん白質栄養研究会」を設立し、大豆たん白質の栄養学的・食品学的研究に対し研究助成を行ってきました。1997（平成9）年に、当事業は「財団法人不二たん白質研究振興財団」に引き継がれ、2012（平成24）年には内閣総理大臣の認定を受け「公益財団法人不二たん白質研究振興財団」として新たにスタートしました。