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不二製油グループ本社

新研究開発施設設立について グローバル研究体制始動

2014月12月18日

 不二製油株式会社は、研究開発のグローバル体制構築に向け、日本とシンガポールに新たな研究開発施設を設立することにいたしましたので、お知らせいたします。

 現在、不二製油グループは日本国内に二つの研究開発拠点(泉佐野市・つくばみらい市)を有しておりますが、このたび当社本社内の研究拠点(泉佐野市)を全面的に建て替え、新たな研究開発施設「不二テクノセンター(仮称)」を建設することにいたしました。同施設は、世界の不二製油グループ全体の研究・技術開発を主導する役割を担い、継続的に新規事業や新技術・新製品を創出する不二製油グループの技術革新の中心拠点と位置付けています。独自の技術開発とそのスピードを加速させるため、研究・開発部門だけでなく、生産技術・分析部門を合わせた体制とし、世界の技術・製品情報の収集及び発信機能を強化してまいります。また同施設では、国内外グループの研究員が自由闊達に意見交換し、新たな発想、活発な議論が生まれる「イノベーションを興せる場」とし、グループ会社の研究員用の共同研究室も設置します。研究開発のグローバル展開を進め、新商品開発・新技術開発のスピードアップを図ります。

 また、2015年3月には海外初の研究開発施設「アジア研究開発センター」をシンガポールに開設します。アジアにおける製品、アプリケーション、市場開発機能を同施設に集中させ、市場とお客様に密着、現地のニーズに合わせた製品研究・開発を行ってまいります。一方日本と連携し、相互技術交換および現地社員の育成を推進することにより、現地視点での商品開発を加速します。今後は、東南アジア地域のみならず、インド、中東、アフリカ市場を視野に入れアジア市場での事業拡大を図ります。

 不二製油グループは中期経営計画策定にあたり、2030年のありたい姿、2020年のあるべき姿を描きました。このたびの新研究開発施設「不二テクノセンター(仮称)」の設立は、中長期を見据えた不二製油グループの研究開発体制構築の起点であり、「アジア研究開発センター」は研究開発初の海外拠点となります。中期経営計画「ルネサンス不二2016」の基本方針であるグローバル経営、技術経営を推進・加速してまいります。

【不二テクノセンター(仮称)の概要】
(1) 名称 不二テクノセンター(仮称)
(2) 所在地 大阪府泉佐野市住吉町1番地
(3) 業務体制 基盤研究、製品開発、生産技術開発、分析センター
「フジサニープラザ阪南」(アプリケーションセンター)併設
(4) 延床面積 約9,200㎡(6階建て)
(5) 投資金額 約45億円
(6) 竣工予定 2016年7月(予定)
(7) 人数 約130名
【アジア研究開発センターの概要】
(1) 名称 アジア研究開発センター
[Asia Research and Development Center]
(2) 所在地 シンガポール南西部 サイエンスパークⅡ
(3) 業務体制 アジア市場向け製品の開発
「フジサニープラザSingapore」(アプリケーションセンター)併設
(4) 延床面積 約1,900㎡
(5) 投資金額 約4,000千USD
(6) 竣工予定 2015年3月(予定)
(7) 人数 約20名
アジア研究所センターは、当ビル内に開設します

本件に関するお問い合せ先

  • 不二製油グループ本社株式会社
    広報・IRグループ 関・大貫

以上